借金返済

 

債務整理をばれないようにできたらいいのに・・・と思ったことはありませんか?

債務整理が家族にばれたり、友人に勘繰られてしまうかもと思っている方にとってはハードルが高いものですよね。

でも、安心して下さい。

実はばれずに債務整理する方法があるんですよ。

何を隠そう、わたしは過去に親戚の連帯保証人になった経験があります。

毎月の返済がつらく、家族もいたので、絶対に会社にばれるわけにはいかなかったのです。

そのためばれない債務整理を寝る間も惜しんで探しました。

今となっては良い思い出ですが、当時は大変でした。

もがいて、もがいて、やっとばれない債務整理にたどり着いた時は、飛び上がって喜んだことを覚えています。

今回は、わたしが経験した内容もふまえて、なぜばれずにできるのか、他の債務整理との違いを比較しながら総ざらいします。

債務整理をばれずにするなら任意整理

債務整理の中で任意整理はばれにくく、できるだけ家族や友人、会社に秘密にしたい方にはオススメです。

任意整理ってなんだっけ?

任意整理とは裁判所を通さずに、あなたが金融業者と話し合いを行い、借金を減らすことを目指していくものです。

とは、言うものの金融業者と話し合いなんて素人では無理・・・・なんて債務整理を諦めるのは早いですよ!

その道のプロに頼めば良いのです。

そう!弁護士や司法書士です。

でも、お金がないのに弁護士や司法書士に依頼なんて夢のまた夢・・・

それもちょっと待って!!実はそんなに高額ではないんですよ!

弁護士や司法書士に依頼する費用は?

弁護士や司法書士への依頼料の相場は以下のようになっています。

  • 2~5万円の着手金(初めに払うお金)
  • 借金を減らしたときに発生する成功報酬10~20%

思ったより安くないですか?

成功報酬は借金を減らした分(あなたへの返金分)から10~20%が引かれて手元に戻ってきます。

ということは、あなたは2~5万円の着手金と、その他、諸経費(弁護士が活動するときに使う移動費など)を用意しておけば良いということです。

毎月の支払いだけで精一杯だけど・・・という方は安心して下さい。

嬉しいことに、分割での支払いができる事務所もあるので、無理なく支払えます。

また、相談は無料のところがほとんどです。

費用を気にせず相談できるのは安心ですね。

どうしてばれないの?

費用も手頃でプロの力も借りられる任意整理って、なんで知られたくない人や会社にばれないのでしょうか?

債務整理にはいくつかの種類があり、任意整理以外の債務整理では裁判所の決定(お金を払わなくて良い、減らしてあげるよというお墨付きをもらうこと)を得ることが必要です。

裁判所にお墨付きをもらうためには、あなたが返済を続けるのが困難であることを証明しないといけません。

そのために、任意整理以外では場合によっては家や車を差し押さえられるなど、「目に見える形での」財産の処分が行われます。

借金を減らしてもらえる代わりに、ある程度、自分の財産を差し出さないといけないということですね。

一方で、任意整理は裁判所を通さないで借金を減らせる債務整理です。

任意整理は金融業者と弁護士または司法書士だけで進めることができるというメリットがあります。

そのため、財産を差し押さえられることはなく、平日に裁判所に呼ばれることもなく、裁判所からの書類などのヤバいものを家族に見られるとがありません(笑)

だからフツーに涼しい顔をして、極秘に動くことができるのです(笑)

その他の債務整理はばれるけどリターンは大きい!

任意整理以外の債務整理のリスク・デメリットには「ばれやすい」というのがあるわけですが、そのリスクを負ってまで、やるのはなぜでしょう?

実は、ばれるリスクを負うことで返ってくる利益(リターン)が大きいのです。

ここで、任意整理との違いにも触れておくことにします。

任意整理となにが違うの?

先程も少し触れましたが、任意整理と大きく違うのは裁判所と関わりがあるところです。

しかし、裁判所との関わり方以外にも、借金の金額によって、最も適した債務整理の方法が異なってきます。

ちなみに、任意整理以外の債務整理は以下の3つがあります。

上から順に借金の金額が高い方にオススメです!!

特定調停と任意整理の違い

特定調停は任意整理と同程度の金額を整理してくれます。

任意整理との大きな違いは裁判所が介入するところです。

最大のメリットは費用が安いことですが、書類の準備をあなた自身でする必要があったり、法律の知識が必要であるといったデメリットもあります。

わたしなら、悪いことは言わないから任意整理にしとこうや!!とアドバイスします。

個人再生と任意整理の違い

個人再生は5000万円未満の高額な借金をしてしまった人が対象で、借金を最大5分の1まで減らしてくれる救済措置です。

任意整理との違いは以下の2点です。

  • 借金の金額が任意整理より大きい
  • 住宅ローンを除く全ての借金が対象になる

任意整理は利息や返済期間を調整して減額するので、元金(もともと借りたお金)は減額できません。

利息の再計算によって、利息を払い過ぎている場合は、払い過ぎた分(過払い金)を返済額から差し引いて調整するので、借金が減るという仕組みなのです(過払い金返還請求)。

しかし、個人再生は元金と利息を含めてカットできます。

ということは、任意整理と借金を減らす金額が違うのです。

また、任意整理は任意整理したい借金だけを選択して弁護士や司法書士に依頼できます。

つまり、ばれてほしくない家族が保証人の借金などは、選択肢から外すことができます。

しかし、個人再生は保証人に家族がなっていようが容赦ありません。

住宅以外の全ての借金を整理するのでばれたくない人にばれてしまう欠点があります。

自己破産と任意整理の違い

自己破産は債務整理の最終手段で、借金の帳消しをします。

有名なので1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

任意整理は借金の元金(もともと借りたお金)は減りませんが、自己破産は借金自体がなくなります。

自己破産はその文字のとおり、自分の持っている財産を全て放棄する代わりに裁判所が、「あなたは、もう払うものがないから払わなくて良いよ」とお墨付きをくれます。

各債務整理の詳しい内容については「債務整理」の記事を参考にしてみてくださいね。

任意整理にも注意するポイントはあります!!

任意整理についての予備知識や手順については把握できたと思いますが、任意整理前後に注意することがあります。

準備は、やり過ぎていて困ることはありません(笑)

用意するもの

任意整理では最低限、以下の3つは用意しておきましょう。

  • 本人確認ができる物(運転免許証、保険証、パスポートなど)
  • 印鑑(シャチハタ以外)
  • 返済をしているクレジットカードやキャッシュカード

場合によっては以下の物が必要になります。

  • 金融業者の情報(どこにいくら借りているのか確認するため)
  • 預金通帳(過去2年分)
  • 直近の収入が分かるもの(源泉徴収票や給与明細など)
  • 住民票

これ以外にも状況によって準備が必要なものがあるので任意整理前は、バタバタするかもしれません。

任意整理できるかチェックする

前提条件として、以下の3点を審査されるので確認しましょう。

  • 任意整理後3~5年以内に返済できること
  • 安定した収入があること
  • きちんと返済していく意思があること

これは交渉する側になって考えれば簡単なんです。

例えば、あなたが任意整理を担当する弁護士の立場だとします。

返済する見込みがない人を、助けられますか?

助けたくても助けられませんよね(笑)

また、そもそもお金を返す気持ちがない人に任意整理をするとします。

絶対、任意整理後に支払いが止まり返済されない問題が起こるのです(笑)

その場合は、他の債務整理に変更する必要が出てきて何かと面倒になります(笑)

それに、今後同じ金融業者と交渉するときに「どうせ自己破産や個人再生をして、お金返ってこないんだろな」と怪しまれて交渉しにくくなることも・・・

そういうわけで、任意整理に関わった人、全員が不幸になってしまうので審査されるというわけです。

要するに、任意整理は返済ありきの話ということですね(笑)

金融機関1社に借りたお金が140万円以上ある場合は弁護士に依頼する!!

実は弁護士と司法書士では金融業者1社の債務整理できる金額が異なります。

わたしも知らなくてアワワワワとなりました(笑)

弁護士は金額がいくらでも債務整理を担当できますが、司法書士は1社につき140万までという制限があります。

借金の総額を事前に調べておくのは、弁護士と司法書士のどちらに依頼するか考える基準になるので、調べておいて損はありません!!

依頼した事務所からの連絡は必ず、あなたの携帯電話にしておきましょう

ここからは、依頼した事務所との連絡についてです。

連絡先は必ず、あなたの携帯電話にしておき絶対に家族に知られることがないようにしましょう。

携帯電話の表示を架空の会社(あなただけが事務所からの連絡と分かるもの)で登録しておくと、不意に携帯電話を家族や友人から見られてもばれることはありません。

書類の受取りは弁護士・司法書士事務所か郵便局留めにしてもらいましょう

任意整理のときには、弁護士や司法書士事務所との書類のやり取りが必要になることがあります。

そのときは、必ず事務所での受取りか郵便局留めにしてもらいましょう。

郵便局留めとは受け取りたい郵便局に書類を置いてもらい都合の良いときに受け取れるサービスです。

ただし、郵便局からの連絡はないので発送した時点で弁護士から連絡してもらうようにして、数日後に取りに行くようにしましょう。

事務所が遠い場合には郵便局留めもオススメです。

こうすれば、自宅に書類が届かなくなるので、家族にばれることもありませんね。

ブラックリストに載ってしまう

任意整理後の話ですが、金融機関のブラックリストに入れられてしまうので、お金が急に必要になったときに借りられなくなります。

実は債務整理を行うと一定期間お金を借りられなくなるのです。

借金を減らしてもらえる代わりにペナルティーが発生しちゃいます・・・

メリットだけではなくデメリットもあるのですね(笑)

一定期間、お金を借りられなくなりますから、家や車を買うためのローンが組めないということで、ここは注意しておかないと、家族にばれることがあるかもしれません。

自己破産以外の債務整理を行うと5年間は金融業者から、お金を借りられないので、任意整理後のお金の使い方には気を付けましょう!!

債務整理は「債務整理に強い」専門家に依頼すれば失敗しない

どんなことでもそうですが、何かを人に頼むときは、そのことに特に通じた専門家に頼むのが一番です。

優秀な専門家の助けを得ることがとても大切

さて、ここまでにお話ししてきたとおり、債務整理は借金に苦しむあなたが、以前のような楽しい生活を取り戻すためのチャンスを国が整えてくれているものです。

つまり、債務整理は「債務者の利益のための」制度なわけですから、苦しいときには上手にこれを利用して、新しい人生をやり直さない手はありません。

制度を使わないことこそが「もったいない」ことです。

しかし一方では、債務整理は難しい法律や債権者とのハードな交渉がからむ、ややこしい手続きであることもまた事実。

ですから、債務整理をするときには、債務整理についての経験が豊富でありながら、リーズナブルな費用でその手続きを代わりにやってくれる優秀な専門家の助けを借りて、確実に失敗のないように、それでいて最大限のメリットを引き出してくれる優秀な専門家に依頼することがとても大切です。

債務整理に強い弁護士・司法書士を徹底して調査した

そこでわたしは、自分自身の経験とその経験を通じて知り合った多くの債務者の話を総合し、債務整理の支援にとても強く、リーズナブルな料金でサービスを提供している弁護士や司法書士事務所について徹底的に調べ、選び方の基準とともに、次のページでまとめておきました。

ですから、これらの中からあなたと相性が合いそうな専門家になるべく早く連絡し、あなたの苦しい状況について相談して欲しいなと思います。

それによって、あなたがその苦しい状況から一日でも早く抜け出すための大きな力を得られたら、それは私の望外の喜びです。

わたしも陰ながら、心より応援していますね。

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