債務整理をしても利用したいETCのメリット
債務整理をすると、個人信用情報機関に金融事故として記録されます。 いわゆるブラックになるわけですね。 ブラックになると、クレジットカード、ローンなどの契約は難しくなってしまいます。 また、現在使っているクレジットカードも、利用停止となるケースがほとんどです。 ETCカードはクレジットカードで追加発行をしますので、クレジットカードが使えない=ETCカードも使えないとなってしまうのです。 しかし、有料道路を走行するなら、債務整理をしてもETCカードは持っておきたいもの。 国土交通省によると、平成30年にはETCの利用率が90%を超えています。 ほとんどの人がETCを使っているのは、メリットが大きいからでしょう。 ETCカードなしで有料道路を走行すると、大きな損をしてしまうんですよ。ETC割引がある
まず、ETCの走行料金が割引されるメリットがあります。 誰だってお得なほうが良いですから、ETCレーンを利用したいと思うのは当たり前。 わたしも割引がないなら料金所で走行料金を支払いするのはバカらしいと思いますし、あなただってETCレーンを走行したいと思うはずです。 ETCで受けられる割引の一部をあげてみましょう。- 平日朝夕割引 30%~50%の割引
- 休日割引 最大30%割引
- 深夜割引 最大30%割引
ETCマイレージがたまる
ETCの利用金額によりポイントがたまり、たまったポイントは走行料金として使えるマイレージサービスがあります。 飛行機に乗ると航空マイルがたまるのと同じようなサービスですね。 ETCマイレージのシステムは走行する路線により違っていますが、ためるほどお得になっています。 NEXCO東日本、中日本、西日本、宮城県道路公社を例にあげてみましょう。- 10円に1ポイント付与
- 1,000ポイント=500円のETC走行分
- 3,000ポイント=2,500円のETC走行分
- 5,000ポイント=5,000円のETC走行分
債務整理をしてもETCカードを使う方法
債務整理をしたのだから仕方ないと、ETCカードの利用をあきらめる人もいるのではないでしょうか。 債務整理をするほど借金をしたのが悪いという考えもあるでしょう。 しかし、債務整理をしても、ETCカードを持つ方法はあるんですよ。ETCカードを残して債務整理をする
債務整理のひとつに、任意整理があります。 借りたところと交渉をして、利息や遅延損害金を減らし、3年~5年程度で支払いをしていくことになります。 裁判所を通さずにできるので、比較的誰でも行いやすいんですよね。 また、任意整理には交渉するところを選べるという特徴があります。 A、B、Cと3社から借りている場合、AとB社の分だけの借金を整理して、C社はそのままにしておくこともできるんですね。 ETCカードを発行しているクレジットカードの借金を整理しなければ、債務整理をしてもETCカードを使い続けられるのです。債務整理をするとのちにETCカードは使えなくなる
ETCカードを発行しているクレジットカードを債務整理の対象からはずせば、ETCカードを手放さなくても済みます。 しかし、ずっとETCカードを使い続けられるわけではないんでですよね。 クレジットカード会社では定期的に会員の与信審査を行っています。 債務整理をすると、個人信用情報機関に金融事故として記録されます。 審査で個人信用情報を開示したときに、債務整理の記録が見つかった時点で利用停止や強制解約となるクレジットカードがほとんどなのです。 クレジットカードが使えなくなると、追加発行したETCカードも使えなくなってしまいます。 任意整理をしてもETCカードを使い続けられるのですが、それは一時的なものにすぎずそのうち使えなくなると思っておきましょう。債務整理をしても発行できるETCカードがある
債務整理をするとクレジットカードが利用停止となり、ETCカードも使えなくなる可能性が高いです。 ただ、クレジットカードがなくても発行でき、債務整理をしても使えるETCカードがあるんです。 債務整理をしても持てるのが、個人用のETCパーソナルカードと、法人用のETCカードです。 それぞれの発行方法や、特徴などを見ていきましょう。債務整理をしても持てるETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードは全国6つの高速道路株式会社が共同で発行しています。 申込みをすれば誰でも持てるのが特徴です。 クレジットカードのように審査がないため個人信用情報を開示されることはなく、債務整理をしていようがしてなかろうが発行、利用ができるETCカードなのです。 ETCパーソナルカードは事前に保証金(デポジット)を支払っておき、利用した分は登録しておいた口座から引き落とされます。 もし支払いができなくても保証金で補填できますので、審査をして返済能力があるかを判断しなくても発行されるというワケです。 ETCパーソナルカードの申込みから届くまでの流れは以下のとおり。- ETCパーソナルカード利用申込書に必要事項を記入し郵送する
- 保証金(デポジット)振込依頼書が届いたら、郵便局やコンビニで保証金を振り込む
- 振込みが確認されると、2週間くらいでETCパーソナルカードが送られてくる
ETCパーソナルカードのデメリット
ETCパーソナルカードは、債務整理をしてもETCの恩恵を受けられるのが大きなメリットです。 ETC割引きも対象になりますし、ETCマイレージもたまります。 ただ、デメリットもありますので注意をしましょう。ETCパーソナルカードはすぐには使えない
さきほどもお話ししましたが、ETCパーソナルカードは、オンライン申込みができません。 申込み→保証金振込依頼書→ETCパーソナルカードが届くまで、すべてのやりとりが郵送になります。 申込みから届くまで1カ月以上かかることも珍しくはなく、申込みをしたらすぐに使えるとはならないんですね。 債務整理をする前など、できるだけ早めに申込みをしておくことをおすすめします。ETCパーソナルカードは保証金(デポジット)が必要
ETCパーソナルカードは、保証金(デポジット)を入金しないと使えません。 保証金の金額は、自己申告したETCの月間利用金額の4倍。 月間利用金額が5,000円なら、保証金は4倍の20,000円です。 債務整理をするということは、お金に余裕があるとは言えないでしょう。 少しでも保証金は少ないほうが良いですよね。 小ズルいわたしは月間利用金額を少なく申告しておけば、保証金を抑えられると思ってしまいました。 しかし、保証金は最低20,000円なので、月間利用金額を3,000円にしても20,000円を振り込まなければなりません。 また、ETCの利用金額が保証金の70%に達すると、20,000円を追加で入金しなければならないシステムです。 さらに、支払いしていないETC料金が保証金の80%を超えると、ETCパーソナルカードは利用停止となってしまいます。 せっかく債務整理をしても持てるETCカードがあったのに、使えなくなってしまうと困りますよね。 走行料金を少なめに申請して、保証金をケチろうとしてもできませんので気をつけてください。ETCパーソナルカードは年会費がかかる
ETCパーソナルカードは、年会費1,257円(税込)がかかります。 債務整理をする身としてはできるだけお金を使いたくないので、年会費無料のほうがありがたいのですが・・・ 債務整理をしてもETCカードが持てるだけマシと、ポジティブ思考で行くべきかもしれません。法人用のETCカード
債務整理をした個人事業主や法人代表者は、法人用のETCカードがおすすめです。 法人ETCカードとコーポレートETCカードの2種類があります。 ETCパーソナルカードと同様にクレジットカードを必要としないため、債務整理をしても新規発行、利用ができます。法人ETCカード
債務整理をしてクレジットカードが使えなくなった個人事業主には、法人ETCカードがおすすめです。 最高4枚まで発行でき、どの車両でも使えます。 ETC法人カードの基本情報は以下のようになります。- 出資金 10,000円
- 発行手数料 550円(税込)
- 年会費(取扱手数料) 550円(税込)
ETCコーポレートカード
車両を何台も持つ法人が債務整理をしたときにおすすめなのは、ETCコーポレートカード。 1台の車両につき1枚のETCカードを用意して使うシステムです。 5台の車両でETCカードを使いたい場合は、それぞれに1枚ずつ計5枚のETCコーポレートカードが必要ということですね。 メリットは、首都・阪神高速道路の通行料金が割引になることでしょう。 車両1台のETC月間利用金額により、10%~20%の割引があります。- 5,000円超え~10,000円 10%割引
- 10,000円超え~30,000円 15%割引
- 3,000円以上 20%割引
- 出資金 10,000円
- 発行手数料 1枚につき629円(税込)
- 年会費(取扱手数料)1枚につき629円(税込)
債務整理後はいつからクレジットカードのETCカードが使える?
債務整理をすると、一生クレジットカードが使えなくなると思ってはいませんか? 個人信用情報に債務整理をした記録が消えれば、クレジットカードの発行はできます。 よって、クレジットカードのETCカードを発行することも可能なんですよ。債務整理から5年経過すればETCカードを持てる可能性あり
任意整理をすると5年間、個人再生や自己破産をすると10年間、個人信用情報機関に債務整理をした記録が残るとされています。 任意整理をして5年経過したら、個人信用情報を見ただけでは債務整理をしたとわからない状態になるんですね。 クレジットカードの審査に通過する可能性が出てくるので、ETCカードの発行を目指せるようになります。 ただ、ここで注意をしたいのは、債務整理をして完済してから5年というところです。 支払い中は個人信用情報から、債務整理をした情報は消えないと思っておきましょう。 債務整理の手続きをしただけで安心せず、すべて返済するまでは気を抜かないでくださいね!クレジットカードのETCカードはおすすめ
クレジットカードのETCカードなら保証金は不要ですし、発行手数料や年会費無料のものがいくつもあります。 債務整理をしても持てるETCパーソナルカードは、年会費がかかりますし保証金も最低20,000円と高額です。 クレジットカードのETCカードのほうが、コストをかけずに済むのでお得でしょう。- 債務整理をしてブラックの間は、保証金(デポジット)を預けて発行するETCパーソナルカードを使う
- そして、債務整理から5年~10年経過してブラックでなくなったら、クレジットカードを取得しETCカードを追加発行する
債務整理をしても持てるクレジットカードがある?
債務整理をしたブラックでも使えるかもしれないクレジットカードが存在しているとのウワサがあります。 ETCカードの追加発行もできるなら、債務整理をした身にとってはうれしい情報ですよね。債務整理をしてもETCカードが発行できるクレジットカード
クレジットカードの中には、あらかじめ保証金を入金して使うデポジット式があるって知っていましたか? あまり知られていないのですが、通常のクレジットカード審査に落ちてしまう「ブラック」になってしまった方の間で注目されているんです。 債務整理をした人でも持てることがあるクレジットカードが、ライフカードデポジットです。 保証金は5万円と10万円の2種類があるのですが、10万円タイプはなんと、ライフカードのETCカードを発行できるんです。 ETCカードはライフカードデポジットを受け取ってから、1週間後くらいに会員専用のサイトから申込みできます。 だいたい2週間くらいで、ETCカードが発行されますよ。 ライフカードデポジットの年会費は5,000円(税別)と、一般クレジットカードと比較すると高めです。 しかし、ETCカードは発行手数料無料ですし、年会費も無料とお得。 債務整理をしたいけれどクレジットカードでETCカードも使いたい・・・というなら、救世主のような存在になるんじゃないでしょうか。 ライフカードデポジットの申込み資格は以下のようになります。- 日本国内に住んでいる
- 20歳以上である
- 電話連絡が可能である
債務整理におすすめのクレジットカードは役立たない?
債務整理をした人におすすめとされているクレジットカードはありますが、大半がプリペイドカードやデビットカードです。 デビットカードは利用した瞬間に口座から代金が引き落としされるリアルタイム支払い、プリペイドカードは事前に入金をしておく前払い方式です。 クレジットカードみたいに後払い方式ではないので、審査なしで発行されます。 審査がなければ個人信用情報を調査されることはなく、債務整理をしていても問題なく取得できます。 審査がないのにVISAやJCBなどのクレジットカード加盟店で支払いができるので、「債務整理をした方におすすめのクレジットカード」とされているんですね。 ただ、債務整理をしていても、プリペイドカードやデビットカードさえあれば、必ずETCカードを使えるワケではありません。 なぜなら、ETCカードを追加発行できるプリペイドカードやデビットカードは、現在のところ見当たらないからです。 買い物などの支払いをするだけなら問題ありませんが、ETCカードが欲しいときはクレジットカードのように使えてもプリペイドカードやデビットカードは役立ちません。 本物のクレジットカードの取得を目指しましょう。ETCカードが必要でも債務整理はしよう
メリットの多いETCカードを使えなくなるなら、債務整理をしたくないと思ってしまいませんか? しかし、ETCカードのために、債務整理をしないのは正しい選択ではないでしょう。 債務整理を考えるということは、すでに借金の支払いが大変になっている状態ですよね。 このまま放っておくと支払いができなくなることは、カンタンに予想できます。 借金の支払いが遅れたり滞納したりすると、個人信用情報に金融事故として記録されます。 債務整理をしなくても結果的にはブラックになり、クレジットカードが使えなくなってしまいます。 結局は、ETCカードが使えなくなることにつながるのです。 借金の支払いができないと頻繁に督促が来るようになり、精神的にも追い詰められてしまいやすいです。 債務整理をしても、ETCカードを使う方法はあります。 ETCカードが必要であっても、早めに債務整理をするほうが利口なのです。 弁護士や司法書士の専門家にお願いをすれば、意外とカンタンに債務整理はできますよ。債務整理は「債務整理に強い」専門家に依頼すれば失敗しない
どんなことでもそうですが、何かを人に頼むときは、そのことに特に通じた専門家に頼むのが一番です。
優秀な専門家の助けを得ることがとても大切
さて、ここまでにお話ししてきたとおり、債務整理は借金に苦しむあなたが、以前のような楽しい生活を取り戻すためのチャンスを国が整えてくれているものです。
つまり、債務整理は「債務者の利益のための」制度なわけですから、苦しいときには上手にこれを利用して、新しい人生をやり直さない手はありません。
制度を使わないことこそが「もったいない」ことです。
しかし一方では、債務整理は難しい法律や債権者とのハードな交渉がからむ、ややこしい手続きであることもまた事実。
ですから、債務整理をするときには、債務整理についての経験が豊富でありながら、リーズナブルな費用でその手続きを代わりにやってくれる優秀な専門家の助けを借りて、確実に、失敗のないように、それでいて最大限のメリットを引き出してくれる優秀な専門家に依頼することがとても大切です。
債務整理に強い弁護士・司法書士を徹底して調査した
そこでわたしは、自分自身の経験とその経験を通じて知り合った多くの債務者の話を総合し、債務整理の支援にとても強く、リーズナブルな料金でサービスを提供している弁護士や司法書士事務所について徹底的に調べ、選び方の基準とともに、次のページでまとめておきました。
ですから、これらの中からあなたと相性が合いそうな専門家になるべく早く連絡し、あなたの苦しい状況について相談して欲しいなと思います。
それによって、あなたがその苦しい状況から一日でも早く抜け出すための大きな力を得られたら、それは私の望外の喜びです。
わたしも陰ながら、心より応援していますね。

