楽天カードの「iD」って、実は2種類あるのをご存じでしょうか。
電子マネーのiDと、楽天ユーザーIDです。
同じ「アイディー」でも中身は別もの、というのが正直まぎらわしいところです。
ややこしいですよね。
1つずつ、分けて整理していきます。
楽天カードで電子マネーiDは使えない
結論から言うと、楽天カードには電子マネーiDを搭載したカードが、今のところありません。
少しがっかりした人もいるかもしれませんが、代わりに使える電子マネーは4種類あります。
楽天カードで使える電子マネーは、次の4種類です。
- QUICPay(クイックペイ):使った分をあとで払うポストペイ型
- 楽天Edy:先にチャージして使うプリペイド型
- Suica:先にチャージして使うプリペイド型
- 楽天Pay:スマホアプリで使う決済サービス
クイックペイと楽天Edyでの支払いには、楽天カードのポイントが付きます。
このあたりで、iDが使えないぶんは十分に補えているはずです。
iDは多くのクレジットカードで使えるサービスなので、いつか楽天カードも対応する可能性はあると思っています。
気長に待つくらいの気持ちでいいかもしれません。
スマホをかざすだけで払えるApplePay・GooglePay
スマホを専用端末にかざすだけで支払える方法を、非接触決済と呼びます。
代表的なのが、ApplePayとGooglePayです。
最初は「本当にそれだけで支払えるの?」と半信半疑になる人も多いはずです。
私も、話を聞いたときはそうでした。
戻せる話なら、まず試してみたほうが早いです。
合わなければ、また元の払い方に戻せます。
私が電子マネーごとに対応を確かめて並べたのが、次の表です。
| 楽天カードが対応する電子マネー | ||
| 電子マネーの種類 | ApplePay | GooglePay |
| iD | × | × |
| クイックペイ | ○ | ○ |
| Suica | ○ | ○ |
| 楽天Edy | × | ○ |
1点だけ注意があります。
クイックペイは、楽天カードアメックスブランドには対応していません。
クイックペイを使いたい人は、VISA・Mastercard・JCBのいずれかのブランドを選んでおいてください。
あとからブランドを変更するのは手間がかかるので、申し込み時点で決めておくのが無難です。
電子マネーiDそのものを使いたいなら、iDを搭載した別のクレジットカードを検討することになります。
代表的なのはdカードや三井住友カードクラシックです。
楽天カードのポイント還元と、iDへの対応を両方は満たせない、という前提だけ知っておいてください。
楽天カードのユーザーIDと受付IDのちがい
楽天カードにまつわるIDには、電子マネー以外にもう2つあります。
楽天ユーザーIDと、受付IDです。
楽天ユーザーIDは会員登録時に決めたID
楽天ユーザーIDは、楽天に会員登録したときに、メールアドレスか任意の文字列で決めたIDです。
普段は自動ログインしていることが多いので、忘れている人も少なくありません。
楽天カードを持っている人は、会員サイト「楽天e-NAVI」にログインするときにこのIDが必要です。
利用明細の確認や支払い方法の変更にも関わるので、覚えておいたほうがいい情報です。
忘れたときの確認方法と、変更方法
楽天ユーザーIDを忘れた場合は、楽天市場の「ユーザーIDの確認・パスワードの再設定」ページから手続きします。
登録したメールアドレスと氏名を入力し、確認メールか秘密の質問で本人確認をする流れです。
変更したい場合は、楽天市場にログインしたうえで、会員情報メニューから手続きします。
変更しても、それまでにためた楽天ポイントや登録情報は引き継がれるので、その点は安心してください。
受付IDはカード申し込み時だけの一時的なID
受付IDは、楽天カードに申し込んだときに届く「お申し込み受付のお知らせ」メールに記載されているIDです。
私が申込条件と突き合わせて確かめたところ、楽天カードの審査の結果を確認するときに使うIDでした。
審査が終わってカードが発行されれば、その後は使わない情報です。
発行後は特に保管しておく必要もありません。
まぎらわしいIDを、いったん整理すると
電子マネーiD・楽天ユーザーID・受付ID、名前は似ていても役割はまったく別です。
一度整理してしまえば、迷うことはなくなります。
電子マネーとして日常的に使うなら、クイックペイか楽天Edy・Suicaのどれかを選びましょう。
そのうえでApplePayかGooglePayに登録しておくのが、いちばん手っ取り早いです。
戻せる話なので、まず試してみるくらいの気持ちで十分だと思っています。
楽天カードそのものの発行条件を確認しておきたい人は、楽天カードの申し込み条件を公式サイトで見るページから、申し込み前の内容を見ておいてください。
ほかの選択肢もあわせて比べておきたい人は、お金のハナシで扱っている他の選択肢もまとめて見ておくと、比較がしやすくなります。
この記事の内容は2026年8月29日に確認しています。
対応する電子マネーや手続きの流れは変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。

