楽天カードには、海外旅行保険が無料でついています(旅行代金や空港までの交通費をカードで支払うことが条件の「利用付帯」です)。
知らずに、別のカードで年会費を払って旅行保険を用意している人も多いです。
私はよく買うものを、いつも使っている決済に寄せるようにしています。
そうすると、意識しなくても勝手に得をする側に回れるからです。
旅行保険もこれと同じ発想で見ておくと、話が早くなります。
楽天カードの旅行保険は、何をしてくれるのか
旅行費用を楽天カードで払うと、海外での病気・ケガ・盗難などを補償してくれます。
プライベートでも出張でも、区別なく対象になります。
保険の適用期間は、1回の渡航につき最大3か月です。
渡航の回数に上限はありません。
出国するたびに、期間はリセットされます。
子どもや同伴者はどうなるか
保険の対象は、原則としてカード会員本人です。
18歳未満の子どもは、楽天カードに入会できないため、この保険の対象外になります。
子ども向けには、別の保険を用意しておくのが安全です。
18歳以上の家族なら、家族カードを発行しておけば対象に入ります。
旅行費用を払った本会員のカードにひもづく家族カード会員も、補償の対象です。
空港での補償はない
楽天カードの旅行保険には、航空機遅延に対する補償が含まれていません。
出張や旅行の頻度が高い人は、この点だけ知っておくといいです。
保険を使えるようにする条件
条件は、旅行費用を楽天カードで払うことだけです。
自宅から空港までの交通費か、旅行代金のどちらかを楽天カードで払えば対象になります。
どちらか1つで足ります。
大事なのは、出国前に支払いを済ませておくことです。
出国後の支払いでは、対象になりません。
支払いの証拠は、レシートや領収書ではなく、楽天カードの利用明細で足ります。
特別な書類を用意する必要はありません。
いざというときの連絡先
海外でケガや病気に見舞われたときは、緊急医療アシスタンスサービスに連絡します。
盗難や紛失のときは、専用の窓口に連絡します。
連絡先は、滞在地域によって番号が異なります。
連絡先の番号は変わることがあるため、この記事では番号を掲載しません。
渡航前に、公式サイトの最新情報を確認しておいてください。
コレクトコールでかけると、国際電話の料金がかかりません。
ホテルのフロントに頼めば、コレクトコールにしてもらえます。
キャッシュレス診療という選択肢
楽天カードの旅行保険は、キャッシュレス診療にも対応しています。
現地で自分がお金を払わなくても、保険会社が直接医療費を支払ってくれる仕組みです。
利用するには、事前にアシスタンスサービスへ連絡する必要があります。
案内された病院を受診し、パスポートを持参します。
すべての病院がキャッシュレス診療に対応しているわけではありません。
対応していない病院では、いったん自分で立て替え、帰国後に請求する形になります。
手続きは遅くなりますが、あとから戻ってきます。
この保険だけで足りるか、心配な人へ
楽天カードの旅行保険は、病気による死亡や後遺障害には対応していません。
対象は、あくまでケガによるものです。
生命保険とは、そこが違います。
補償のほとんどは、帰国すると一度リセットされます。
携行品損害と救護者費用だけは、通算・年間で管理される仕組みです。
不安が残る人は、年会費無料で保険が自動付帯するカードをもう1枚持つという方法もあります。
複数のカードの保険は、多くの場合、一部の項目で合算できます。
ここは各カードの規約で確認しておくといいです。
国内旅行の保険まで欲しい場合は、楽天プレミアムカード以上の条件を確認すると、選択肢が広がります。
結局、備えとして十分なのか
旅行費用を楽天カードで払うだけで、余計な手続きなしに保険がついてきます。
これは、わざわざ別に旅行保険を契約する手間と比べると、かなり楽なやり方です。
海外出張や旅行が多い人は、向いています。
補償額に不安がある人は、今回はもう1枚を検討する側に回っても損はしません。
楽天カードをまだ持っていない人は、楽天カードの入会条件を確認するところから始めるのが早いです。
ほかの家計の工夫もあわせて見たい人へ
旅行保険以外にも、日々の支払いを見直す方法はいろいろあります。
お金のハナシで扱っている他の選択肢もあわせて確認しておくと、比較の材料が増えます。
私は人材会社をやっていて、自分でも転職を5回、6社を渡り歩いてきました。
お金の話は、知識よりも「続けられる形にできているか」のほうが大事だと思っています。
なお、ここで触れた条件や数値は、あとから変わることがあります。
申し込む前に、公式サイトで最新の内容を確認してください。

