「イオンカードは還元率が低い」と聞いて、あきらめかけていませんか。
先に答えを書きます。
それは半分正解で、半分もったいない話です。
基本の還元率だけを見れば、たしかに高くはありません。
ただ、使い方ひとつで数字は大きく変わります。
正直なところ、「還元率の低いカード」の正体は、たいてい「還元率の低い使い方」のほうです。
この記事では、基本の還元率と、それを底上げする具体的な方法をお伝えします。
読み終わるころには、見え方が変わっているはずです。
「ときめきポイント」は、もう使われていません
イオンカードでの支払いは、通常200円につき1ポイントです。
還元率にすると0.5%になります。
以前は、このポイントを「ときめきポイント」と呼んでいました。
2021年9月に、WAON POINTへ統合されています。
いま「ときめきポイント」という表記をどこかで見かけたら、古い情報だと思ってください。
1ポイントの価値は、以前と同じくおよそ1円です。
0.5%の数字だけを見ると、正直物足りなく感じます。
クレジットカードの還元率は、1.0%を超えて初めて高いと言えるからです。
イオン系列店とお客さま感謝デーで、還元率が跳ね上がる
イオンカードには、還元率を底上げする使い方があります。
まずは、イオン系列店での支払いです。
イオン・イオンモール・イオンスタイル・ダイエー・マックスバリュ・まいばすけっと・ミニストップなどが対象です。
これらの店舗では、ポイントがいつでも2倍になります。
200円につき2ポイント、還元率は1.0%です。
実際に、系列店で買うだけで、還元率は単純に倍になります。
ここに重ねられるのが、毎月20日と30日の「お客さま感謝デー」です。
この日はお買いものが5%オフになります。
イオンカードで支払えば、割引とポイントの両方が同時に効きます。
これは大きいです。
5%は値引き、1.0%はポイントで、仕組みは別ものです。
それでも手取りで見れば、合わせて6%前後の差になります。
還元率そのものが6%になるわけではない、という意味です。
系列店を日常的に使う人にとって、イオンカードは決して還元率の低いカードではありません。
毎月10日は「AEON CARD Wポイントデー」
毎月10日には、ポイントが2倍になる日があります。
以前は「ときめきWポイントデー」と呼ばれていました。
いまは「AEON CARD Wポイントデー」という名前に変わっています。
10日の支払い分は、ポイントが通常の2倍になる仕組みです。
ただし、注意点がひとつあります。
10日に支払っても、お店側の処理の都合で売上日が翌日以降にずれることがあります。
売上日が10日でなければ、ポイントは2倍になりません。
不安なら、レシートで確かめておくと安心です。
このAEON CARD Wポイントデーには、終了予定日が告知されています。
2026年12月10日です。
対象範囲や条件の細部は変わることがあるので、利用前に公式サイトで確認してください。
還元率を底上げする一番の方法
ここまでの内容を組み合わせると、還元率はさらに上がります。
鍵になるのは「イオンカードセレクト」です。
このカードだけは、WAONへチャージした時点でもポイントがもらえます。
チャージで200円に1ポイント、その後の支払いでも200円に1ポイントです。
自分で計算してみると、合計の還元率は1.0%になります。
チャージと支払いの2回でポイントが発生する計算です。
これがイオン系列店での支払いなら、さらに上がります。
系列店はポイントが2倍になるからです。
チャージで1ポイント、系列店での支払いで2ポイント。
合計すると、還元率は1.5%まで伸びます。
もらえるポイントの名称は、WAON POINTになります。
クレジット払いのポイントと名前は違いますが、価値はどちらも1ポイント1円です。
ポイント交換で損しない考え方
還元率をどれだけ上げても、交換先を間違えると意味がありません。
1ポイントの価値が1円を下回る交換先があるからです。
代表的なのが、家電などの商品への交換です。
同じ商品がネット通販でもっと安く買えることがあります。
ポイントの表示価値だけを見て交換すると、実質的に損をする場合があります。
交換前に、通販サイトの実売価格と見比べる習慣をつけてください。
ギフト券への交換も、手数料がかかる場合は目減りします。
WAONやWAON POINTへの交換なら、手数料なく1ポイント1円で使えます。
迷ったときは、使い道が広いWAON関連への交換を選ぶのが手堅い方法です。
「ポイント貯めますか?」というひとことは、会社の利益のために言われているセリフだと、私は思っています。
白状すると、そう言いながらレジで聞かれると「はい」と答えてしまうんですけどね。
貯め込むほど、失効や交換の目減りで損をする確率も高くなるでしょう。
「早く作れ、迷ってる暇はないぞ」という言葉を、私はよく思い出します。
ポイントを道端に落としているのと一緒だ、とも言われました。
還元率を比べて迷っている時間そのものが、実はいちばんもったいないのかもしれません。
今日から変わること
イオンカードの基本の還元率は0.5%で、単体では特別高くありません。
ただ、条件を重ねれば数字は大きく変わります。
イオン系列店なら1.0%、感謝デーの値引きと重ねれば手取りで6%前後です。
イオンカードセレクトでWAONにチャージする方法なら、還元率を1.5%まで伸ばせます。
まずはイオンカードセレクトの仕組みを知っておくと、選択肢が広がるはずです。
WAON払いの基本や増量日については、WAONのポイント優遇日についての記事でも詳しく扱っています。
ほかの支払い方法やポイントの考え方もあわせて知りたい方は、お金のハナシ|お金の選択肢まとめもご覧ください。
この記事の内容は2026年9月29日に確認しています。
ポイント制度の名称・還元率・終了予定日は変わることがあります。
お買い物の前に、イオン公式サイトの最新の表示をご確認ください。

