保険の案内は、字が小さくなるほど中身が大事になります。
ところが、字が小さくなるほど、読む気も小さくなるものです。
大事なところほど読まれないのが、保険のいちばんの補償外かもしれません。
イオンカードにも、いくつか保険や補償が付いています。
どんな場面で役に立つのか、先に見ておきたい点とあわせて書きました。
買い物の保険は、まず見ておきたい
買った品物を守るのが、ショッピング保険です。
偶然の事故で品物が壊れたときなどに使えます。
イオン銀行の案内では、一品5,000円以上の商品が対象です。
補償の期間は、購入日から180日間とされています。
年会費がかからないカードで、半年近く見てもらえるのは心強いでしょう。
使う前に、次の3点を見てください。
- 支払いをクレジット払いにしたか
- 品物が補償の対象外ではないか
- 期間内に連絡できるか
電子マネーで払った買い物は、対象にならないことがあります。
高い品物を買うときは、クレジット払いが安心です。
補償の上限額や対象外の品物は、券種で違う場合があります。
最新の内容は、会員規約か公式サイトで確かめましょう。
迷ったら公式が先です。
保険を使うときの流れと、控えておくもの
ショッピング保険を使うときは、保険会社の窓口に連絡するのが一般的です。
連絡先はカード会社の案内に載っているので、カード会社のコールセンターでも聞けます。
申請では、次のような書類を求められることが多いです。
- 購入時の利用控えか、購入完了のメール
- 修理の見積書
- 壊れた品物の写真
- カードの利用明細
利用控えは、補償の期間が終わるまで捨てずに置いておきましょう。
ネットで買ったときは、メールを削除しないのが大切です。
要らないと思って捨てたレシートほど、翌週に出番が来るものです。
必要な書類は、事故の内容で変わります。
実際に使うときは、窓口の案内を優先してください。
期間が過ぎたあとの備えも、考えておく
ショッピング保険の期間が終わったあとは、別の保証が頼りになります。
メーカーの保証や、購入した店の延長保証が、その例です。
高い品物を買うときは、買う前に保証の中身を見比べましょう。
カードの補償は、保証書や店の保証と重なる部分があります。
重なっているなら、どちらを先に使うかも決めておくと慌てません。
書類は、1つのファイルにまとめて保管しておくと安心です。
家族で使う場合は、家族の分が対象になるかも確かめてください。
家族カードや同居の家族の扱いは、券種で違うことがあります。
申し込み前に、家族の分も公式で確認しておくと安心です。
紛失や盗難は、すぐ届け出る
カードを落としたり盗まれたりすると、不正に使われる心配が出てくるものです。
イオンカードには、不正利用の被害を補償する仕組みがあります。
ただし、補償には条件があるのです。
カード会社と警察への届け出が必要で、対象になる期間も決まっています。
大切なのは、気づいたらすぐに連絡することです。
連絡先はカード裏面か会員サイトで見られるので、スマホにも控えておきましょう。
旅行保険が付くのは、一部の券種だけ
すべてのイオンカードに旅行保険が付くわけではありません。
付帯があるのは、イオンSuicaカードやゴールドカードなどの一部です。
付き方には、自動付帯と利用付帯の2つの型があります。
利用付帯の場合、旅行代金をそのカードで払ったときだけ対象になります。
券種ごとの違いは、イオンカードの海外旅行保険の記事で比べました。
ゴールドカードについては、イオンゴールドカードの記事が詳しいです。
会員向けの保険は、入る前に中身を見る
イオンカードの会員には、会員向けの保険の案内が届くことがあります。
自転車の事故や日常の賠償など、身近な場面を守るタイプが中心です。
入るかどうかは、いまの保険と重なっていないかを見てから決めましょう。
保険料と補償の範囲は、案内に書かれています。
無料をうたう保険でも、期間が終わると有料の案内が来ることがあります。
不要な勧誘は、きっぱり断って構いません。
断るのは、悪いことではありません。
保険は足すより、重なりを減らす
私は、お金がまだ少ないうちは、起きやすい困りごとに保険で備えるのは役に立つと考えています。
ただ、保険料のせいでお金が増えなくなるなら、それは掛けすぎです。
保険は安心を買うものですが、毎月の支払いが静かに増える入口でもあります。
だから、カードに付いている補償を先に知っておくのがコツです。
足りない部分だけを足せば、保険料のムダを減らせるはずです。
一方で、ケガや賠償のように、備えがないと困る場面もあります。
カードで足りる範囲と足りない範囲を、一度紙に書き出してみてください。
保険の中身は、年に一度ほど見直すのがおすすめです。
券種ごとの特徴は、イオンカードの種類を並べた記事で見られます。
年会費の考え方は、イオンカードの年会費の記事に書きました。
お金まわりの全体は、お金のハナシのまとめページから探せます。
比べてから決めたい方へ
ほかのカードも候補に入れて比べたい方向けです。
条件は変わることがあります。
申し込む前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。
イオンカードセレクトとイオンカード(WAON一体型)、どちらを選ぶかの分かれ目
イオンのカードで迷ったとき、決め手になるのは券種の数ではありません。
わたしが先に決めたのは、次の2点だけでした。
- イオンカードセレクト=WAONへチャージするときにポイントが二重に付く仕組みがある。ただし、引き落としの口座はイオン銀行に限られる
- イオンカード(WAON一体型)=チャージ分の二重取りはない。かわりに、いま使っている銀行をそのまま引き落とし口座にできる
つまり「イオン銀行の口座を持っている、あるいはこれから開く」ならセレクト、「いまの口座を動かしたくない」ならWAON一体型、という分かれ方をします。
ポイントの取り分よりも、お給料や生活費の入り口をどこに置くかで決めたほうが、あとで面倒がありません。
割引きになる日やポイントが増える日、年会費、申込みの条件は、時期によって変わります。
わたしの書いたものより、申し込む直前の公式サイトの記載が正しいので、次の3つはご自身の目で確かめてください。
- お買いものが割引きになる日・ポイントが優遇される日と、その対象になるお店の範囲
- 年会費と、家族カード・ETCカードにかかる費用
- 申込みの条件(年齢・お仕事・引き落としに使える口座)
審査に通るかどうかについては、わたしは断定しません。
何をどう見ているかはカード会社が公表しておらず、外から言い当てられるものではないからです。

