
イオンカードはApple Payが使えるクレジットカードです。
とはいっても、「イオンカードでApple Payを使ってもお得にならなそう・・・」って思っていませんか?
Apple Payで支払いするとポイント還元率が下がったり、イオンカードの特典が受けられなかったりするんじゃないかと、心配になってしまいますよね。
今回は、イオンカードとApple Payについての情報です。
イオンカードを設定したApple Payで支払いしたときのポイントシステムや、割引きなどのようなイオンカードの特典は適用になるのかなど、気になるところの真実をお届けします。
また、イオンカードをApple Payに登録する方法や、ApplePayにおすすめのイオンカードの情報などもあります。
イオンカードで得をしたい、イオンカードを便利に使いたいと思っているAppleユーザーは、目を通しておくとイイことがあると思いますよ。
Apple Payでもイオンカードはお得
Apple Pay支払いをするとイオンカードよりもポイント還元率が下がってしまったり、イオンでお得にならなかったりするのは嫌ですよね。
イオンカードを設定したApple Payでの支払いであれば、ちゃんとポイントをもらえるしイオンでの特典も受けられるんですよ。
一般加盟店でApple Pay支払いをしたときのポイント
イオンカードでクレジット払いをすると、イオンカードのときめきポイントがたまります。
200円の支払いにつき1ポイントもらえるので、イオンカードの還元率は0.5%です。
ポイントシステムは、Apple Payでも変わらず同じです。
Apple Pay支払いでも、200円に1ときめきポイントがたまります。
イオン系のお店ではApple Payでもポイントは2倍
イオン系のお店でイオンカード支払いをすると、200円に2ときめきポイントがもらえます。
通常の2倍となるポイントをもらえるので、イオンではお得ですね。
イオンカードはApple Pay支払いでも、イオン系のお店ならポイントは通常の2倍になります。
還元率は1.0%となり、Apple Payで支払いをしてもちゃんとポイントがたまりやすくなっているのです。
Apple Payでもお客さま感謝デーの対象になる
毎月20日と30日にイオン系のお店で行われているお客さま感謝デーでは、イオンカード会員は5%オフでお買い物ができます。
Apple Payでも5%オフ対象になるのか、気になるところではないでしょうか。
結論をいうと、Apple Payで支払いをしても、イオンのお店ではしっかり5%オフになります。
Apple Payにイオンカードを登録したスマートフォンさえあれば、イオンカードがなくても5%オフでお買いものできてしまうのは便利ですね。
たまたまイオンに寄ったときに、「イオンカードを持ってきてなかった!」なんてときがあったりしませんか?
わたしは出張先のイオンで買い物をしたのですが、イオンカードを持ってきていないことに気づきました。
店内には「本日お客さま感謝デー5%オフ」のポスターが・・・
「しまった」と思ったのですが、Apple Payにイオンカードを登録していたことを思い出したんです。
Apple Payで支払いをして、しっかり5%オフで買い物ができたんですよね。
イオンカードをApple Payに登録しておいてよかった!と思った瞬間でした。
Apple Pay=イオンカードで支払いをしたことになる
Apple Pay支払いでもイオンカードと同じポイントがもらえたり、イオンで特典を受けられるのは、Apple Pay=イオンカードで支払いをしていることになるからです。
Apple Payはクレジットカードを登録すると、iDかQUICPayでの支払いとなります。
iDとQUICPayはチャージをしなくてもよい後払い方式の電子マネーで、クレジットカードと紐づけて利用をします。
Apple Payで支払いをした分は、紐づけているクレジットカードの利用分となります。
つまり、Apple Payは間接的にクレジットカード払いをしていることになるんですね。
Apple Payに設定しているのがイオンカードなら、イオンカードでクレジット払いをしているのと同じ。
だから、Apple Payで支払いしてもイオンカードとポイント還元率は同じですし、イオンでポイントが2倍になったりお客さま感謝デーでは5%オフでお買いものできたりするのです。
Apple Payにイオンカードを設定する方法や支払い方法
イオンカードでApple Payでの支払いをするには、あらかじめ設定をしておかなければなりません。
イオンカードをApple Payに設定する方法や、Apple Payで支払いをする方法を見ていきましょう。
Apple Payにイオンカードを設定する方法
iPhoneのApple Payに、イオンカードを設定する流れです。
- iPhoneのWalletアプリを起動
- Walletアプリにある「+」マークか、「カード追加」をえらぶ
- カードの種類画面で「クレジットカード/プリペイドカード」をえらぶ
- 名義人やカード番号など、イオンカードの情報を登録する
- イオンカードの有効期限、セキュリティコードを入力する
- 利用条件に同意する
- 認証画面で「イオンカードに発信」をえらぶ(SMS認証もありますが、現在イオンカードでは停止しています)
- イオンカードのコールセンターに電話がつながり認証が完了
以上で、Apple Payにイオンカードを設定できました。
4のイオンカードの情報入力の方法は、手動とカメラの2つがあります。
イオンカードの券面を撮影するだけなので、カメラでの入力のほうがカンタンでおすすめ。
5のセキュリティ番号は、イオンカードの裏面にあります。
名義人のサインの欄あたりにある、3桁の数字を入力してくださいね。
イオンカードを設定したApple Payの使い方
Apple Payはクレジットカードにより、iDかQUICPayの支払いとなります。
イオンカードはiDがわりあてられているので、iDの加盟店でApple Pay支払いができます。
Apple Payの使い方はカンタン。
- レジの店員さんに「iDで支払いをしたい」と伝える
- iPhoneのTouch IDに指を載せて、レジにある端末にiPhoneをかざす(Apple Watchはサイドのボタンをダブルクリックして、画面を端末にかざす)
- 「タントン~♪」とiDの決済音が鳴ったら、お支払い終了。
あるお店で店員さんに「Apple Payで支払いしたい」と言っているお客さんを見たことがあります。
店員さんに「iDですかQUICPayですか?」と聞かれ、「Apple Payです」と言い張ってましたね。
正確にはApple Pay支払いというものはなく、iDかQUICPayでの支払いになるということを知らなかったんでしょう。
お店で「Apple Pay支払いで」と言うのは、Apple Payの仕組みを知らないですと言ってるようなもので恥ずかしいです。
イオンカードを登録したApple Payを使いたいときは、「iDで支払いをしたい」と伝えてくださいね。
イオンカードはApple PayのSuicaへチャージができる
Apple PayではSuicaが登録できるようになっています。
イオンカードはモバイルSuicaのチャージができますので、Apple PayのSuicaにもチャージができます。
ただ、チャージのポイントが400円に1ポイントになってしまうのが難点。
チャージの還元率は0.25%しかないのです。
イオンカードよりもポイントがもらえるクレジットカードでチャージをする方法もありますが、たまにしかSuicaを使わないのであればイオンカードでチャージをしても大きな損にはならないでしょう。
また、Suicaチャージでポイント付与がないクレジットカードよりは、イオンカードはApple PayでSuicaをお得に利用できます。
イオンカードだからできるApple Payの使い方
イオンカードは、Apple Payと相性が良いクレジットカードです。
Apple Payを便利に使える方法がいくつもあるんですよ。
イオンウォレットアプリですぐにApple Payが使える
イオンウォレットアプリは、イオンカード会員向けのスマートフォンアプリです。
イオンカードの利用明細が確認できたり、クーポンがもらえるなどのサービスがあります。
そして、イオンウォレットのサービスのひとつになるのが、イオンカードの即時発行。
イオンカードの申込みをして審査が完了するとイオンウォレットにイオンカードが表示されますが、それをすぐに、リアル店舗でもオンラインでもApple Payで使えるようになるんです。
カンタンに手順を書いておきますね。
- イオンウォレットのメニュー画面にある「Apple Payの設定」をえらぶ
- Apple Payに登録するイオンカードをえらぶ
- 生年月日を入力
- 登録完了の画面が出たら完了
これで、お店やオンラインショップで、Apple Pay支払いができるようになります。
ちなみにイオンカードセレクトの審査は最短なら5分くらい。
とてもスピーディです。
ですから、申込みから設定まで10分もかからないんじゃないでしょうか。
まさに「即時発行」といえますね。
即時発行ができるイオンカード
イオンカードの種類が多く、50種類以上のバリエーションあります。
ただ、イオンウォレットで即時発行できるのは、以下のイオンカードに限られます。
- イオンカード(WAON一体型)通常デザイン/トイ・ストーリー デザイン/ミッキーマウス デザイン
- イオンカード TGCデザイン/ミニオンス/SKE48/欅坂46
- コジマ×ビックカメラカード(コジマポイントカード・WAON一体型)
イオンウォレットで、「どうしても今すぐに」Apple Payを使いたいなら、上記いずれかのイオンカードを選びましょう。
イオンカードを即時発行する条件
Apple Payを使うために、まず必要となるのがApple Payに対応したスマートフォンです。
そして、本人確認サービスに対応した金融機関の口座がないと、イオンカードの即時発行はできません。
クレジットカードの審査では本人が確認できる書類が必要になります。
しかし、本人確認書類を送信して・・・となると、5分でイオンカードの審査を完了させるのは不可能になってしまいますよね。
即時発行をするために、イオンカードでは金融機関の情報で本人確認をしているのです。
- イオン銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- ろうきん
- 住信SBIネット銀行
- 一部をのぞく地方銀行
ジャパンネット銀行や楽天銀行といったオンライン銀行は対応していないのですが、都市銀行や地方銀行に口座を持っていればOK。
どれかひとつくらいは口座を持っているケースが多いかと思いますので、イオンウォレットですぐにApple Payを使える可能性は高いでしょう。
Apple Payでもリボ払いが使える
Apple Payをリアル店舗で使ったときに、支払い方法を選ぶことはできません。
すべて1回払いとなります。
しかし、イオンカードではApple Payの支払い分をリボ払いにする裏ワザがあるんです。
あとからリボを使えば良いのです。
イオンカード会員向けのサイト「暮らしのマネーサイト」のマイページにログインすると、「リボ変更」のページがあります。
「明細指定リボ」をえらび、Apple Payで支払いした分をリボに変更しましょう。
リボ払いは1回の支払い金額を、自分で指定できる支払い方法。
1回払いをするのは大変かも・・・というときに、リボ払いに変更できるのはありがたいですね。
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イオンカードの家族カードもApple Payに登録できる
Apple Payに登録できるイオンカードは、本カードだけではありません。
家族カードも登録できます。
ただ、本カード会員のiPhoneに、イオンカードの家族カードを登録してApple Payを使うということはできません。
家族カードを発行した家族のiPhoneに設定して、Apple Payを使ってくださいね。
Apple Payへの設定方法は、本カードと同じです。
イオンカードはApple Payのキャンペーンがお得
イオンカードはApple Pay関連のキャンペーンもお得です。
2020年2月21日~4月20日まで開催されているのが、ときめきポイントがもらえるキャンペーン。
イオンカードを設定したApple Payを30,000円(税込)以上使うと、もれなく500ポイントがプレゼントされるという内容です。
抽選とかではなく、「もれなく」ってとこがウレシイところ。
Apple Payを使えば必ずポイントをゲットでき、確実にお得になります。
「できるだけApple Payで支払いしよう」って思っちゃいますよね。
イオンカードでは定期的に、Apple Payのキャンペーンを行っているようです。
2019年1月21日~3月20日には、イオンカードを設定したApple Payの利用でときめきポイントが抽選でもらえるキャンペーンがありました。
1,000円(税込)を1口として、3,000ポイントが抽選で1,000名にプレゼントされていましたよ。
イオンカードでは今後もApple Payのお得なキャンペーンは開催されそうですので、期待しておきましょう。
Apple Payにおすすめのイオンカード2枚
イオンカードは、すべてがApple Payに設定できるようになっています。
しかし、Apple Payにおすすめのイオンカード、おすすめではないイオンカードがあれば、知りたくないですか?
Apple Payと相性が良いイオンカード2枚と、おすすめではないイオンカードをあげてみます。
イオンSuicaカード
Apple PayにはSuicaを登録できます。
Suicaアプリは発行手数料や年会費がかからず、すぐにApple PayでSuicaを使えるようになります。
Suicaを利用するなら、イオンSuicaカードがおすすめ。
イオンカードはApple PayのSuicaへチャージができるのですが、オートチャージには対応していません。
Suicaにオートチャージできるイオンカードは、イオンSuicaカードだけなのです。
WAONにイオンカードでオートチャージしたいとおっしゃるのなら、やり方はたくさんあるんですけどね。
ちなみに、イオンSuicaカードのオートチャージは400円の支払いにつき1ポイントが付与されるので、チャージポイントの還元率は0.25%です。
ポイント還元率としてはちょっと低いのですが、自動的にチャージされるので便利なので、これはこれでアリだと思います。
イオンカードセレクト
ポイントがたまりやすいイオンカードがほしいなら、イオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトはWAONが付いており、Apple Payに設定すればiDとWAONの使い分けができるようになります。
また、電子マネーWAONへのチャージでポイントがもらえる貴重なイオンカードであるのが大きな特徴。
イオンカードセレクト以外のイオンカードは、WAONへチャージはできますがチャージポイントの付与はないんですよね。
ところが、イオンカードセレクトなら200円に1WAONポイントがもらえるのでお得です。
VISAブランドのイオンカードはおすすめしない
Apple Payにおすすめしないのは、VISAブランドのイオンカードです。
イオンカードはVISA、マスターカード、JCBと3つの国際ブランドが発行されています。
Apple Payに設定する可能性があるなら、マスターカードかJCBをえらぶのがよいでしょう。
Apple Payはリアル店舗だけでなくオンラインでも支払いができますが、VISAでできるのはリアル店舗での支払いのみ。
VISAブランドのイオンカードを設定してしまうと、オンライン上ではApple Pay支払いができないんですね。
オンラインショッピングなどでも、Apple Pay支払いをしたいことはあるかもしれません。
リアル店舗でもオンラインでも使えるように、VISA以外のイオンカードを設定するのがおすすめなのです。
Apple Payにもおすすめなのは、イオンカードセレクト
イオンカードはApple Payに設定でき、iDの加盟店で電子マネー決済ができるようになります。
イオンカードを設定しておけば、スマートフォンがあれば支払いができて便利ですよね。
また、イオンではApple Pay支払いでも、ポイント2倍や5%オフなどの特典の対象になるのでお得です。
Apple Payに設定するイオンカードとして、おすすめなのがイオンカードセレクト。
WAONのチャージでWAONポイントがもらえるので、ほかのイオンカードよりもお得度が高くなっているんですよ。
ポイントはたくさんもらえるほうがいいですよね、やっぱり。
イオンカードセレクトはいま作れば、すぐに割引き&ポイントざんまい生活が始まる!
イオンカードセレクトをはじめとするイオンカードは、高校生をのぞく18歳以上で電話連絡がつく方なら、誰でも申込みができるクレジットカードです。
もちろんクレジットカードですから審査に落ちることもありますが、近い過去に何かしら信用上の大きな問題を起こした方でなければ審査を通せる確率はかなり高いです。
もっとも、以前にちょっとやらかしてしまって審査が心配な人でも、ためしに申し込んでみたら意外とすんなり発行できるかもしれません。
そういう話も実際はかなり多いですので、ためしてみるに越したことはありません。
なにか損するわけじゃありませんしね。
それから大切なことは、
- イオンカードセレクトならWAONチャージをするときにポイントを二重取りできるけど、引き落とし口座はイオン銀行だけ
- イオンカード(WAON一体型)ならポイントの二重取りはできないけど、どこの銀行からも引き落としができる
ってところですよ。
忘れないでくださいね。
最後に、イオンカードは
- まさかの5%オフでお買いものできる日(毎月20日、30日)があるし、
- どこでもポイントが2倍になる日(毎月10日)もあるし、
- さらに年会費は無料なので、
イオンでお買いものすることがあるなら、持ってないとかなり損なのは絶対に間違いありません。
ですから、今すぐ申込みをしておきましょう。
だって、一日でも早く申し込み、一日でも早く手に入れられたなら、その日のお買い物からどっさりとポイントをもらえるわけですからね。
せっかくスグにくれるって言ってるものをあえてもらわないなんて、あなた一人だけが損するってことじゃないですか?(笑)
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