改札の前で、カードを探して財布をかき回す。
やっと出てきたと思ったら、ドラッグストアのポイントカード。
後ろの人の視線は、なぜか背中でわかってしまうものですよね。
イオンSuicaカードは、そんな場面を減らしてくれる、イオンのカードとSuicaが1枚になったクレジットカードです。
イオンにはよく行って、JR東日本にはときどき乗る。
そんな人に合うかどうかを、仕組みと選ぶ前の確認点から順に見ていきます。
イオンSuicaカードは、どんなカードか
イオンのクレジットカードに、Suicaの機能が付いた一体型のカードです。
年会費は無料と案内されています。
ポイントはWAON POINTで、貯めたぶんはイオンのお店で使えます。
「ときめきポイント」という名前で覚えている人もいるかもしれません。
このポイントは、2021年9月にWAON POINTへまとめられています。
昔の情報で「ときめきポイント」と出てきたら、WAON POINTの話として読んでください。
オートチャージで、残高を気にしなくてよくなる
Suicaの残高が少なくなると、改札にタッチして入るときに自動でお金が足されます。
この仕組みが、オートチャージです。
残高を見て券売機に寄る手間は、いりません。
申し込みや金額の設定、変更は、JR東日本の駅にあるATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」でする形です。
定期券や、名前を登録したSuica(My Suica)をお持ちなら、このカードと結びつけてオートチャージすることもできます。
先に知っておきたいことが、ひとつあるのです。
イオンSuicaカードそのものを、Suica定期券として使うことはできません。
定期券が必要な人は、別のSuicaとの組み合わせで考えることになります。
チャージのポイントは、400円ごとに1ポイント
普通のSuicaは、チャージしてもポイントが付きません。
ところが、イオンSuicaカードなら、オートチャージの分にもWAON POINTが付くのです。
電車に乗るだけでポイントが増えるのは、ちょっとした拾いものをした気分です。
拾いものの中身は、このあと見るとおり、だいたい小銭ですが。
ただし、JR東日本での利用分は付き方が少し違います。
イオンの案内では、400円ごとに1ポイントとされており、1ポイントを1円と考えると還元率は0.25%という計算です。
ここが分かれ目です。
この付き方の対象は、公式の案内で次のように示されています。
- みどりの窓口や券売機での利用
- 駅のATM(VIEW ALTTE)や券売機でのSuicaへのチャージ
- My Suica(記名式)やSuica定期券などへのオートチャージ
- モバイルSuicaの利用
イオンマークのカード払いは、基本が200円(税込)ごとに1 WAON POINTです。
イオングループの対象店舗では、いつでも200円ごとに2ポイントになります。
それと比べると、JR東日本の分は控えめな付き方になります。
端数の扱いなど細かい条件は、公式の最新の表示で確かめてください。
「たまに」乗る人に向く、いちばんの理由
ポイントの付き方がわかると、このカードの得意な場所が見えてきます。
イオンの買い物でしっかり貯めて、JR東日本は便利さを買うつもりで使う。
そう考えると、電車にときどき乗る人にちょうどよい1枚です。
反対に、毎日長い距離を電車で移動する人は、チャージの量が多くなります。
そのぶん、400円ごとの付き方が物足りなく感じることもあるでしょう。
では、そういう人はどうすればよいのか、次の節で考えます。
ふだんからJR東日本によく乗る人は
通勤や通学で毎日乗る人は、考え方を少し変えてみてください。
イオンの買い物はイオンのカードで、それ以外はJR東日本が発行するSuica付きのカードで。
場面ごとに、いちばんポイントの付く1枚を使い分ける形です。
イオンのお店でいちばん力を発揮するカードについては、イオンカードセレクトの特徴にまとめています。
JR東日本側のカードは、駅ビルでの買い物や定期券の有無などで向き不向きが分かれるところです。
イオンのカードの違いを目的別に見比べたいときは、イオンカードの種類を目的別に比較した記事も見てみてください。
旅行の保険は、使い方に条件がある
このカードには、旅行の保険が付いています。
気をつけたいのは、どんなときに保険がかかるのか、という点です。
ここは要チェックです。
海外旅行の保険は、以前は自動付帯でした。
2023年7月1日以降に出発する旅行からは、利用付帯に変わったと案内されています。
国内旅行の保険も、利用付帯と案内されています。
持っているだけで守られる、というわけではないのです。
補償の金額や対象になる条件は、案内書や公式ページで確かめておきましょう。
申し込む前に、確かめること
申し込む前に見ておきたい点は、次のとおりです。
- そのカードがいま募集中か
- チャージ分のポイントの付き方
- 旅行の保険の付帯条件と補償額
- WAONやイオン銀行の機能が付くか
- 入会特典の内容と期限
4つ目は、イオンカードセレクトとの違いが出やすいところです。
5つ目の入会特典は、時期によって中身が入れ替わります。
金額の大きさより先に、いつまでの話なのかを見ておきましょう。
迷ったら、使う場面で決めましょう。
私はこう考えています
私は、支払いを寄せるなら、いちばん出番の多い場所に寄せるのが素直だと考えています。
イオンに通う人なら、軸になるのはイオンのカードでしょう。
そこにSuicaがついてくれば、財布が少し軽くなります。
ポイントのために、電車に乗る回数を増やす必要はありません。
いつもの移動が、いつもどおりにポイントへ変わる。
続けやすさが、いちばんです。
年会費やポイント、保険の条件は、変わることがあります。
申し込む前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。
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