イオンカードはオートチャージができるため、WAONを使うなら持っていたいクレジットカードです。
WAONのようなプリペイド式の電子マネーは、くり返しチャージをして使います。
しかし、残高が少なくなるたびにチャージをするのは、手間がかかって面倒くさいと思いませんか?
自動的にチャージできたほうが、だんぜん便利ですよね。
イオンカードがあれば、WAONのオートチャージができるようになるんです。
今回は、イオンカードでWAONをオートチャージする方法をくわしくお話ししますね。
WAONのオートチャージでお得になるイオンカードの情報もありますよ。
イオンカードでWAONをオートチャージする方法
オートチャージとは電子マネーの残高が設定した金額を下回ると、設定した金額が自動的にチャージされるシステムのことです。
WAONのオートチャージができるクレジットカードは、イオンカード以外にはありません。
イオンカードでWAONをオートチャージする前に、いくつかの準備をしておきましょう。
イオンカードでオートチャージできるWAON
まず、イオンカードでオートチャージできるWAONを用意しましょう。
- イオンカードに付いているWAON
- WAONカードプラス(イオンカードを持っている人が別途申込みをして発行されるWAONカード)
- モバイルWAON
以上が、イオンカードでオートチャージができるWAONです。
イオン店舗のレジ付近で販売されているWAONカードは、イオンカードでのオートチャージはできません。
イオンカードでWAONにオートチャージをする設定が必要
オートチャージはイオンカードとWAONを用意するだけではダメです。
設定が必要になるんですね。
設定はWAONステーション、イオン銀行ATMで行います。
イオン系のお店に設置されていますので、お買いもののついでにオートチャージの設定をすれば良いですね。
オートチャージはオンラインサイトのWAONネットステーションでもできますが、ICカードリーダライタを用意する必要がありますので、WAONステーションやイオン銀行ATMを使うのが早いでしょう。
では、イオン銀行ATMでWAONのオートチャージを設定する流れをみていきます。
- 「WAONステーションを利用する」をえらび、WAONカードをかざす
- メニューから「各種設定・変更」→「オートチャージ設定・変更」をえらぶ
- オートチャージ設定画面になったら「申請」をえらびWAONカードをかざす
- オートチャージの利用規約になりますので、目をとおしたら「承諾する」をえらぶ
- 「WAON残高が○○円を下回ったら、△△円オートチャージする」となったら、○○円にオートチャージが行われる金額、△△円にオートチャージをする金額を入力
- オートチャージするイオンカードを挿入する(WAONカードとイオンカードが別の場合)
- イオンカードの暗証番号を入力
- 利用明細が不要か必要かをえらび、WAONカードをかざす
- 「ワオン♪」という決済音が鳴り、「オートチャージ申請が完了しました」の画面になる
以上で、オートチャージの設定は完了。
すぐに、イオンカードでWAONをオートチャージできるようになります。
設定がちょっと面倒に感じるかもしれませんが、イオン銀行ATMやWAONステーションの画面どおりに操作をすればOK。
意外とすんなりできると思いますよ。
イオンカードでWAONにオートチャージできる金額
イオンカードでオートチャージができるのは、1,000円から49,000円まで。
1,000円単位で設定できるようになっています。
チャージされる金額を3,000円、チャージする金額を5,000円に設定したとすると、お買いもの後にWAON残高が3,000円以下になったら5,000円が自動的にチャージされることになります。
また、オートチャージは1回のお買いもので1回まで、1日何度でも利用できます。
ただ、イオンカードセレクトだけは例外となり、オートチャージできるのは1日1回までになっているので気を付けてくださいね。
イオンカードでWAONチャージをしたときのポイントシステム
WAONのオートチャージで、イオンカードのポイントがたまるとうれしいですよね。
しかし、イオンカードでWAONのオートチャージをしても、原則としてポイントの付与はありません。
イオンカードでクレジット払いをすると、イオンカードのときめきポイントを200円に1ポイントもらえるのですが、WAONへのオートチャージはポイント付与がされない利用分になってしまうのです。
ポイントがもらえないのであれば、イオンカードでWAONにオートチャージしても、ぜんぜんお得じゃないと思いますよね。
わざわざイオンカードでオートチャージする必要ってないんじゃない?って感じですよね。
ただ、WAONのオートチャージでお得になるイオンカードが1枚もないわけじゃないんですよ。
WAONのオートチャージはイオンカードセレクトがおすすめ
WAONのオートチャージで、ポイントがもらえるイオンカードがあります。
イオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトは、WAONへのチャージ200円に1WAONポイントがたまるのです。
チャージの還元率は0.5%で、あまり高くないと感じるかもしれません。
クレジットカードのポイント還元率は1.0%以上にならないと、高いとはいえないですからね。
しかし、ほかのイオンカードでWAONをオートチャージしても、チャージをしたことによるポイント還元率はゼロなんですよ。
それとくらべると、還元率が0.5%でもポイントがもらえるのはお得じゃないですか?
わたしだったら、少しでもポイントがもらえる方法を選びます。
0.5%だって10,000円なら50円分、10万円なら500円分のポイントがもらえるんですよ。
すごいお金に余裕があるなら「0.5%ぽっちのポイントなんてどうでもよい」と思えるかもしれませんが、残念ながらわたしはそんな身分ではありません。
もらえるものはもらっておきましょう!
WAONをオートチャージするなら、ポイントの付与があるイオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトはなぜオートチャージでポイントがもらえるの?
WAONのオートチャージではポイントがもらえないイオンカードですが、イオンカードセレクトだけポイントがもらえるのはどうして?って不思議に感じたんじゃないでしょうか。
イオンカードセレクトでポイント付与があるのは、イオンカードではなくイオン銀行からWAONにオートチャージされているからです。
たとえば、イオンカード(WAON一体型)のWAONにオートチャージした分は、イオンカード(WAON一体型)のクレジット利用分として計上されます。
10,000円オートチャージをしたら、イオンカード(WAON一体型)の利用分に10,000円が加算されることになりますね。
イオンカードセレクトの場合はWAONに10,000円オートチャージすると、イオン銀行の口座から10,000円が引き落としされることになるのです。
イオンカードセレクトの会員は、イオン銀行の利用でWAONポイントがもらえる特典があります。
WAONのオートチャージでイオン銀行を使ったことになるので、WAONポイントがもらえるというワケです。
イオンカードセレクトは、ほかのイオンカードとはちょっと違ったクレジットカードといえるでしょう。
(関連記事)
- イオンカードの特典について
イオンカードでWAONにオートチャージができない原因
WAONへオートチャージ設定をしたはずなのに、「ちゃんとチャージされていない!」といったことはあるようです。
オートチャージされずに使い続ければ、WAONの残高は減るだけ。
WAONで支払いしようとしたら残高が足りなかった・・・となってしまいます。
それに、便利だからとイオンカードでのオートチャージ設定をしたのに、チャージができないなんてちょっと腹が立ちますよね。
「イオンカードでオートチャージを設定した意味がない!」と思ってしまいます。
イオンカードからWAONへオートチャージされないときは、以下のような原因が考えられるので確認してみてください。
WAONのオートチャージに対応しているお店ではない
WAONで支払いをしたあとに設定した金額より残高が低くなっていると、イオンカードから自動的にチャージが行われるのがオートチャージです。
注意をしたいのはWAONが使えるお店だからといって、イオンカードでのオートチャージに対応しているとは限らない点です。
WAONを使ったときにイオンカードからオートチャージされるのは、主にイオン系のお店になります。
イオン、イオンスタイル、ダイエー、まいばすけっと、ザ・ビッグ、マックスバリュ、ミニストップなどですね。
イオン系以外だとツルハドラッグ、サツドラ、しまむら、吉野家などが、WAONのオートチャージに対応しています。
WAONの加盟店であってもファミリーマート、ローソン、スギ薬局、マクドナルド、ヤマト運輸などは、オートチャージには対応していません。
お店により、オートチャージに対応していないところもあると頭に入れておきましょう。
わたしもWAONを使ったときに、オートチャージされていなくておかしいなと思ったことがあります。
あれこれ考えるよりも聞いたほうが早いのでイオンカードに電話してみたら、「オートチャージができるお店とできないお店があります」と言われました。
さらに、「イオン系のお店ならほとんどできます」と。
WAONの加盟店ならどこでもオートチャージできると思っていたのですが、違ったんですね。
早まってイオンカードのオペレーターに、「オートチャージされてないのおかしくない?」と文句をたれなくてよかったです。
恥ずかしいクレーマーになるところでした。
イオンカードからのオートチャージに対応していないお店でしかWAONを使わないというなら、ほかの方法でチャージをしなければなりません。
現金チャージであれば、ファミリーマートやローソンなどのコンビニでもできるようになっています。
レジで「WAONのチャージをしたい」と伝えれば、現金でチャージができますよ。
オートチャージを設定したイオンカードが使えなくなっている
イオンカードセレクト以外のイオンカードは、クレジット払いができなくなっているとWAONのオートチャージはできません。
イオンカードの限度額がいっぱいになっている
WAONのオートチャージは、イオンカードから行われます。
イオンカードの限度額がいっぱいになっていると、WAONのオートチャージはできなくなってしまいます。
限度額10万円のイオンカードを、98,000円まで使っているとします。
5,000円WAONにオートチャージをしようとしたら、イオンカードの限度額である10万円を超えてしまいますよね。
クレジットカードは限度額以上の利用はできませんから、WAONのオートチャージが行われないというワケなのです。
イオンカードが利用停止になっている
会員規約に違反をした、不正使用されている恐れがあるなど、何かしらの問題があるとイオンカード側でクレジットカードを利用できなくすることがあります。
WAONへのオートチャージだけでなく、どこのお店でもイオンカードで支払いができないときは、利用停止になっている可能性があります。
イオンカードのコールセンター(ナビダイヤル0570-071-090もしくは043-296-6200)に問い合わせをしてみましょう。
イオン銀行口座の残高が足りない
イオンカードセレクトは、イオン銀行の残高からWAONへオートチャージされています。
なので、イオン銀行の残高が足りないと、WAONのオートチャージができなくなってしまうんですね。
イオン銀行の口座に、残高が十分にあるか確認をしてみましょう。
口座に入金をすれば、オートチャージができるようになるはずです。
イオンカードセレクトで1日に2回以上オートチャージしようとしている
イオンカードセレクトは、WAONにオートチャージできるのは1日1回までになります。
同じ日に2回目のオートチャージは行われないんですね。
ちなみに、イオンカードセレクト以外のイオンカードは、1日に何度でもオートチャージができるようになっていますよ。
イオンカードでのオートチャージを停止する方法
今まで使っていたWAONの残高を使い切りたいなど、イオンカードでのオートチャージを停止したくなるときが来るかもしれません。
オートチャージの停止は、WAONステーションやイオン銀行ATMで手続きができます。
イオン銀行ATMでオートチャージを解約する方法を見てみましょう。
- 「WAONステーションを利用する」をえらぶ
- WAONカードをかざす
- 「メニュー」→「各種変更・設定」をえらぶ
- 「オートチャージ設定・変更」→「契約解除」をえらぶ
- WAONカードをかざす
- 「オートチャージ契約を解除しますよろしいですか?」の画面になったら「はい」をえらぶ
- 利用明細が必要か不要かをえらぶ
- WAONカードをかざし「ワオン♪」と決済音が鳴る
- 「オートチャージ申請が完了しました」の画面になったら完了
WAONのオートチャージを停止するのは、設定よりカンタンかもしれませんね。
Suicaにオートチャージできるイオンカードがある
イオンカードでオートチャージできる電子マネーはWAONに限られます。
ただ、Suicaにオートチャージできるイオンカードがあるんですよ。
イオンSuicaカードは、Suicaへのオートチャージができるようになっているのです。
Suicaへのオートチャージ方法
Suicaへのオートチャージは、JRの駅などにある「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で設定できます。
- オートチャージ設定
- イオンSuicaカードを入れる
- イオンSuicaカードの暗証番号を入力
- 「お申し込み」→規約に「同意する」をえらぶ
- イオンSuicaカードと利用明細を受け取る
また、モバイルSuicaへのオートチャージもできます。
携帯の画面からオートチャージ設定ができるので便利ですよ。
イオンSuicaカードのSuicaオートチャージでもらえるポイント
イオンSuicaカードは、Suicaへのオートチャージでポイントがもらえます。
400円ごとに1ときめきポイント付与となり、還元率は0.25%。
還元率が低すぎる!と思ったかもしれませんね。
今だとクレジットカードのポイント還元率は0.5%でもあまり高くないですから、「0.25%は低すぎじゃない?」というレベルではあります。
イオンカードは通常200円に1ポイント付与ですから、Suicaへのオートチャージでは半分の付与率になってしまうんです。
もう少し、ポイントをもらえるとうれしいですね・・・
ただ、Suicaへオートチャージできるのはビューカードが発行しているクレジットカードとビューカードと提携しているクレジットカードのみなので、数が限られてしまうんですよね。
しかも、無条件で年会費無料のクレジットカードはほとんどありません。
年会費無料で使えるとしても、年間1度は利用するなどの条件があったり、リボ払い専用のクレジットカードだったりします。
イオンSuicaカードはビューカードと提携して、イオンカードが発行しているクレジットカード。
年会費無料でSuicaへオートチャージできるので、とてもお得で便利なのです。
ポイントがまったくたまらないよりはマシですし、Suicaを使うならイオンSuicaカードはおすすめです。
イオンカードは1人で何枚でも持てますから、WAONのオートチャージ用にイオンカードセレクト、Suicaのオートチャージ用にイオンSuicaカードを用意しておくという方法もありますよ。
イオンカードセレクトはいま作れば、すぐに割引き&ポイントざんまい生活が始まる!
イオンカードセレクトをはじめとするイオンカードは、高校生をのぞく18歳以上で電話連絡がつく方なら、誰でも申込みができるクレジットカードです。
もちろんクレジットカードですから審査に落ちることもありますが、近い過去に何かしら信用上の大きな問題を起こした方でなければ審査を通せる確率はかなり高いです。
もっとも、以前にちょっとやらかしてしまって審査が心配な人でも、ためしに申し込んでみたら意外とすんなり発行できるかもしれません。
そういう話も実際はかなり多いですので、ためしてみるに越したことはありません。
なにか損するわけじゃありませんしね。
それから大切なことは、
- イオンカードセレクトならWAONチャージをするときにポイントを二重取りできるけど、引き落とし口座はイオン銀行だけ
- イオンカード(WAON一体型)ならポイントの二重取りはできないけど、どこの銀行からも引き落としができる
ってところですよ。
忘れないでくださいね。
最後に、イオンカードは
- まさかの5%オフでお買いものできる日(毎月20日、30日)があるし、
- どこでもポイントが2倍になる日(毎月10日)もあるし、
- さらに年会費は無料なので、
イオンでお買いものすることがあるなら、持ってないとかなり損なのは絶対に間違いありません。
ですから、今すぐ申込みをしておきましょう。
だって、一日でも早く申し込み、一日でも早く手に入れられたなら、その日のお買い物からどっさりとポイントをもらえるわけですからね。
せっかくスグにくれるって言ってるものをあえてもらわないなんて、あなた一人だけが損するってことじゃないですか?(笑)
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