JCB法人カードが50人以下の会社社長や個人事業主にイチオシのワケ

 

JCB法人カードは極めて優秀でした。

というのも、実はわたしも小さな会社を経営しているんですが、3年ほど前にJCBの法人カードを導入したんですが、それがとても具合が良かったんです。

そこで、同じく50人以下くらいまでの大きさの会社や個人事業を経営しておられる方にお役に立てるのではないかと思いましたので、ここで少し、情報を共有しておきます。

法人カードのメリットが意外に大きかった

立て替え経費の精算が面倒だったけど…

会社の経費で何かを買うとき、法人カードを導入するまでは個人名義のカードで決済して短期借入金にしたり、未払い費用にしたりしておき、後で月に1度「経理の日」を作って精算してたんです。

それに、営業マンの立替え経費の精算や出張交通費の仮払いの処理をついでに上乗せして行い、何とか毎月回してました。

いやー、零細企業ッ!て感じですねw。

でもあれ、面倒くさいんですよねー。

毎月「その日」がやってくると、だんだんユーウツな気分になってきて、悪寒が走ったり、あー、明日にしよっかなーと全力で悩んでみたり、別の仕事に逃げたりと。←ただの経理嫌い

で、ようやく意を決して領収書と通帳と色んな書類を引っ張りだし、処理を始める頃にはもうとっぷりと日が暮れかけていたりして…

その上、せっかく処理が終わったと思ったら、後から経費精算書をのこのこ持ってくる成績の悪い営業マンが・・・・・殺意を覚えますね(笑)。

もう面倒だから税理士さんに投げちゃおっかなーとか、経理のスタッフ雇おっかなーとか考えたりするんですけど、いやいや、そんな規模じゃないだろー、などと思い直したり。

不毛です。

実に不毛です(いや、わたしの頭じゃなくて…)。

・・・・・

そこで、少しでも経理がラクになればと思い、思い切って法人カードを導入したら、いろんなことが一気に好転しちゃいました。

我ながら、びっくりです。

安くなった上、ラクになった

まず、法人カードにすることで、いままで銀行振り込みやコンビニで支払っていたいくつかの支払いを法人カードからの直接の決済に切り替えることができ、振込手数料がエラく減りました。水道光熱費や通信費などのような販管費をカード決済に切り替えたときのコストの削減効果はてきめんでした。

次に、クレジットカードを使って仕入れできる商品や投入するネット広告費、購入する消耗品什器備品図書費営業交通費出張交通・宿泊費接待交際費通信費などの支払いは、とにかく全て、法人カードを使うようにしました。すると、それまでは個人カードで限度額を気にしながらちまちま立て替え払いしていたのが、ウソのようにラクに決済できるようになりました。

だって、法人カードは個人カードよりも限度額が大きいですし、支払いも法人口座から一括で落とされるだけですから、そりゃラクで安心です。

また、大きくなったカード利用額は、普通に手で振り込むよりも支払日が遅くなりますので、もちろんキャッシュフローがラクになります。

それから、もちろん多少は残る経理の処理だって、断然ラクですよ。領収証の山と格闘しなくても、ほとんどの支払いが明細書に整然と書かれてますからね。領収証をなくして経費の計上漏れをしたり、書類が混乱したりすることも圧倒的に少なくなりました。

ええっと、なんかラク、ラク言ってすみませんね。でもラクなんですもん。

ああ、そうそう、年会費だって経費になりますから、なんだか得した気分になりますよ。まあ、普通のなら年会費がそもそも安いんですけどね(初年度無料+次年度から1250円(税別))。

先が見通せるようになり、動きが素早くなった

さらにもう一つ。

実はこれを一番言いたかったんですが、会社の色んな支払いを、なるだけ法人カードにまとめて、個人の利用分が一つも混ざらないようにしたら、会社の経営状況がとても見えやすくなったんですよね。

もちろんB/SやP/L、試算表なんかを見ていくのが本道なんでしょうけど、その前に、カードの明細票を並べてさっーと見るだけでいろんなことが把握できるようになります。これ、カンタンでとてもおすすめです。

そして、経営状況の見通しが良くなると、営業数字もグンと伸びました。たぶん、数字が見えていることで、コストを掛けるべきタイミングで、アクセルをグッと素早く踏み込むことに躊躇しなくなったからだと思います。ほんとに不思議なものです。

ですから、ざっくばらんに言えば、法人カードを導入しただけで経費が減ったのに加え、売上まで拡大し、より儲かるようになったってことですよ。

なかなかイイでしょ?

国内ベースのビジネスをしてるなら、JCBで間違いない

仕事で使うものだから

法人カードやビジネスカードにも色々ありますけど、やっぱり仕事で使うものだから、機能性が一番大切です。

質実剛健で、手に馴染む使いやすさや「道具感」があり、チャラチャラしていないものがやっぱりいいです。

遊び用のカードは個人で持てばいいですからね。

そういう意味で、JCB法人カードはかなりおすすめできますよ。

使って分かったメリット

メリットは本当にたくさんありましたが、ざーっと言ってもこれだけあります。

  • 追加カードを発行できるので、従業員に渡して購買を担当してもらったり、出張経費を各自で会社名義で決済してもらったりしやすく、仮払い用の小口現金や立て替え経費精算の必要が一気に少なくなるのでとてもラク
  • ETCカードを何枚も発行できるので、従業員に渡しておいて親カードでまとめて支払え、めちゃラクです。
  • ETCカードはETCスルーカードNといいますが、Webで利用時刻や経路の細かい管理ができるので、従業員が私用に使ったりしないようにちゃんと管理できます
  • JAL、ANAの特別割引運賃が適用され、急な出張時でも割引してもらえるのでメチャ助かります。
  • JR東海のプラスEXを利用できるので、東海道新幹線のウェブ予約ができてラクチンだっったり、割引運賃で乗れたりでとてもお得です。
  • じゃらん.netのビジネス限定プランを利用できるので、出張の全体コストを抑えられます
  • 給油専用のエッソ・モービル・ゼネラルコーポレートカードやスピードパスを追加で発券でき、これも親カードのほうで給油状況を一括管理、一括支払いできるので、経費管理がとてもラクになります。
  • JCB法人カードでは旅行傷害保険が国内、国外ともにやたらと手厚いので、安心して出張に出られる
  • JCB法人カードにはポイント還元型の「JCB一般法人カード」キャッシュバック型の「JCBビジネスプラス法人カード」を選べます。どちらを選ぶかは好みで良いと思いますが、キャッシュバック型のビジネスプラス法人カードはお得な使い方をするのにややコツが必要で、取りこぼしが多くなりがちなので、ビジネスに集中するために、個人的にはポイント還元型のJCB一般法人カードをおすすめします。

事業の状況に応じてゴールドカード、プラチナカードが選べる

上のように、とてもお得で使いやすいですが、付帯する保険や補償の金額、カードの利用限度額やベネフィットがもっと多いほうが良いという方は、JCBゴールド法人カードも選べます。

法人用のゴールドカードも使いやすさとコストパフォーマンスは折り紙付きです。

さらに、ゴールドカードよりも付帯する保険や補償の額、利用限度額を増やし、さらにエグゼクティブとしての手厚い優待を各所で受けたいという方には、JCBプラチナ法人カードもあります。

実は、このJCBプラチナ法人カードは非常にコストパフォーマンス高い、めちゃオススメできるプレミアムビジネスカードです。

年会費の3万円が気にならない方は、間違いなくそれ以上のベネフィットを受けられますので、迷わずこれを選んで大丈夫です(JCBプラチナ法人カードは、個人用の最強プレミアムカードJCB THE CLASS(年会費5万円)から2万円分のギフトサービスを外し、その代わりに年会費を2万円下げたものと考えて頂いてOKです)。

これらのうちでどれを選ぶかは、単純に事業の状況に応じてお決めになれば良いと思います。

ざっくり言えば、カードでの支払額が、100万円程度までならJCB一般法人カード、150~200万円程度までならJCBゴールド法人カード、それ以上ならJCBプラチナ法人カードを検討されるのが良いのではないでしょうか。

仕入れやウェブ広告の支払いをカードで行える方などは、ある程度の限度額があった方が使いやすいでしょう。

期間限定だけど、キャンペーンで最大1万2000円分の特典がもらえる

それから、2017年3月31日までですが、今なら最大1万2000円分のJCBギフトカードをプレゼントしてくれるという、高額な入会キャンペーンをやっているので、法人カードを作ろうとお考えでしたらキャンペーン期間内に作るのがお得ですよ。

JCBはお堅い会社で審査に少し時間がかかりますから、早めに申し込んでおかないとタイムアップになりがちですからね。