JCB GOLD EXTAGE(JCBゴールドエクステージ)は、日本が誇るJCBのゴールドカードのうち、29歳以下の社会人だけが加入できるクレジットカードです。
結論から言うと、JCB GOLD EXTAGEは20代の方向けのゴールドカードの中では最もバランスが良く、メリットも大きいゴールドカードだと思います。
ですから、20代の社会人の方でゴールドカードを持ってみたいなとお考えの方には、まず第一にこのカードをおすすめしておきます。
また、急ぎでカードを作りたい方にもぴったりですよ。
JCB GOLD EXTAGEでは、審査も発行も最短当日で完了し、手元に届くのも最短で当日か翌日だという驚異的なサービス体制が整えられていますから、今申し込めば、最短なら今日か明日にはカードを使えるようになっているでしょう。 (※平日14時までのお申し込み、オンライン口座の設定」が条件だそうです。 )
こういうところに、顧客重視の姿勢がとてもよく現れていますね。
それでは、JCB GOLD EXTAGEがどんなゴールドカードなのか、見ていきましょう。
ベースは日本のゴールドカードの代名詞、JCBゴールド
まず、JCB GOLD EXTAGEは、「JCBゴールド」のエントリーカードという位置づけを前提に設計されています。
つまり、このJCBゴールドは、日本のゴールドカードの中で最もコストパフォーマンスが高いと評価される優れたゴールドカードですが、JCB GOLD EXTAGEは、このJCBゴールドの設計を若者向けにカスタマイズして敷居を下げたものだということです。
カスタマイズの大枠を一言でいうと、JCBゴールドのサービス内容のうち若い方が使う頻度が少ない一部のサービスを簡略にする代わりに、その有効期限が続く5年の間、年会費を大幅に下げ、ポイント還元のメリットを大幅に引き上げてお得さを拡大し、若い方でもゴールドカードのステータスと手厚いサービスの恩恵を受けやすいようにしたということです。
次に、JCB GOLD EXTAGEは、入会して5年後にやってくるカードの更新の際に、審査の上、自動的にJCBゴールドにアップグレードされます。
つまり、JCB GOLD EXTAGEに入会することは、5年後にJCBゴールドにつながる入口にエントリーすることを意味します。
そのため、JCB GOLD EXTAGEについてしっかり理解するためには、まずは、その基になるJCBゴールドのことを(場合によってはさらにその基になるJCB一般カードのことについても)知っておかれた方が、間違いなく良いと思います。
そこで、少し長いですが、先にJCBゴールドについて詳しく説明した下の記事に軽く目を通してから、以下の記事をお読みになることを強くおすすめいたします。
関連記事:
- JCBゴールドは「コスパNo.1」の実直プレミアムカード
若い方があまり使わないサービスを思い切って省略した
さて、本題ですが、JCB GOLD EXTAGEはより多くのメリットを会員に提供するための原資を確保するため、若い方にはあまり使われていないサービスを、ベースとなるJCBゴールドのサービスメニューから思い切って割愛またはダウングレードしています。
具体的にいうと、JCBゴールドについている以下のサービスは、JCB GOLD EXTAGEにはついていません。
- JCB暮らしのお金相談ダイヤル:主に資産をすでに築かれた方から専門家に相談するサービスです。
- 健康サービス:健康に気を使い始めた年代の方のご利用が多いサービスです。
- グルメ優待サービス:高価格帯の飲食店をよく使う方に便利なサービスです。
- ゴルフサービス:有名コースなどでプレーできるサービスです。
- チケットサービス:よい席で観劇できるなど、エンタメファンの方に嬉しいサービスです。
- 情報誌「京爛漫」の配布:京都によく旅行に行かれる方に好評のサービスです。
- 情報誌「THE GOLD」の配布:上記のプレミアムカード会員向け各サービスに関する情報を多く掲載した情報誌です。
また、カードについている保険が少しダウングレードされています。
- 旅行傷害保険:JCBゴールドでは海外が最高1億円、国内が最高5000万円であるところ、JCB GOLD EXTAGEでは海外、国内ともに最高5000万円(利用付帯)になります。若い方は所得が比較的に少なく、仮に死亡、傷害の被害があっても損害額の算定が30代以上の方より低くなることが多いため、無駄な保険をかけることを防ぐためにこのような設計になっていると思われます。
- ショッピングガード保険:JCBゴールドが最高500万円であるのに対し、JCB GOLD EXTAGEでは最高200万円になります。これも旅行傷害保険と同様の理由でしょう。
- 航空機遅延保険:つきません。若い方はその辺でのんびり待っても楽しいだろうということでしょうか(笑)。そうとも言えるような気はします。
以上が、JCBゴールドのサービスから割愛またはダウングレードされたものですが、いかがでしょうか。
JCB GOLD EXTAGEを検討するきっかけになったのは、まさに上に列挙したサービスの中のどれかに魅力を感じたからというのであれば、素直にJCBゴールドを検討したほうが良いと思います。
しかし、これらのサービスは、今の自分にとってもそれほど必要性が高いものではないなぁ、という程度なら、その代わりに得られる以下のメリットに納得できれば、JCB GOLD EXTAGEはあなたにとって「当たり」のカードになるはずです。
代わりにメリットが多くついてお得さが一気に上がった
年会費が格段に安く
まず、初年度は年会費無料。
次年度からは、年会費が3000円(税別)かかります。
JCBゴールドの年会費は1万円(税別)ですから、その3分の1の年会費でゴールドカードの主要な機能を5年間も体験できるというのは破格の設定といっていいでしょう。
ポイントがずっと貯まりやすく
JCB GOLD EXTAGEはカードを利用したときにつくポイントも、JCBゴールドよりずっと貯まりやすくなっています。
入会後3ヶ月間はポイントが3倍に
まず、JCB GOLD EXTAGEを作ったら、ご祝儀として始めの3ヶ月間、カードを使って支払いをしたときにもらえるポイントが3倍になります。
カードが手元に届いて3ヶ月は、特にジャンジャン使うのが良いと思います。
入会後4ヶ月目以降はずっと、ポイントが5割増しに
4か月目からは、JCBゴールドの5割増しのポイントを、ずっともらい続けることができます。
ゴールドカードの使い心地をたくさん味わうためにも、カード払いできる場面ではドンドンJCB GOLD EXTAGEを使い込んでいくのが良いと思いますし、そのたびに5割増しのポイントをもらえるというのもまた素晴らしいですね。
もちろんApple PayにもGoogle Payにも対応!
iPhone7、iPhone7 Plus、Apple Watch Series 2 以降の機種を使ってる方なら、絶対に使ってみて欲しい、Apple Pay。
Andoroid端末の方なら、やっぱりGoogle Pay。
クレジットカードの情報をスマホに一回だけ登録しておけば、後払い式電子マネーのQUICPay払いがスマホを使ってできるんです。メチャスマートでかっこいいです。
スマホへのカード情報登録も、とても簡単。
カメラアプリで画面に写すだけで終わります。
まさに一瞬のできごと。
レジでお金を払うときは、スマホをサッとかざすだけ。
現金もカードもチャージもいらないということで、とても身軽です。
スマホを使っている方なら、絶対に使ってみてくださいね。
感動モノです!
そのままJCBゴールドの世界へ踏み込める
JCB GOLD EXTAGEとその基になるJCBゴールドとの違いは上のとおりです。
そして、この違いを踏まえてJCB GOLD EXTAGEのことを、「お、なかなかおトクじゃん」とか「そらエエ話やなぁ」などと思ったあなたは、JCBゴールドという、日本を代表するゴールドカードの入り口に立ったことになります。
というのも、先ほど少し触れたようにJCB GOLD EXTAGEは入会後5年でやってくる最初の更新のときに、審査の上、JCBゴールドにそのまま移行することになるからです。
JCBゴールドは、通常であればなかなか審査が厳しく、それなりにハードルが高いカードですが、すでにJCB GOLD EXTAGEを5年間利用する中で、JCBに対して信用が高い会員であることを示しているあなたは、一般の方よりもはるかに容易にJCBゴールドに移行できるはずです。
もちろんこの信用の積み重ねは、この後に続く招待制のJCBゴールド ザ・プレミアやJCB THE CLASSへのアップグレードの際にも大きな武器になるでしょう。
ここまでくれば、多くの方が到達できない、1ランクも2ランクも上の世界が見えてきたも同然です。
若手の方でこの世界に到達できる方は、一握りだけ。
いち早く、この素晴らしい世界を体験してください!