楽天カードには、学生専用の「楽天カード アカデミー」があります。
一般の楽天カードとは、入会条件や使える範囲が少し違います。
学生の方からよく聞かれるのは、「学生でもカードを作れるのか」「アカデミーと一般カード、どっちがいいのか」という2点です。
この記事では、その2つに順に答えます。
正直なところ、「学生専用」と聞くと得しかなさそうに見えます。
ただ、専用と名のつくものは、だいたい期限つきです。
アカデミーも、29歳で卒業します。
楽天カード アカデミーの条件と仕組み
楽天カード アカデミーは、満18歳以上28歳以下の学生が申し込めるカードです。
18歳以上でも、高校生は申し込めません。
家族カードの発行もありません。
年齢や在学の条件、年会費の扱いは変わることがあります。
ここに書いた内容は2026年9月時点のもので、申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。
年会費は無料です。
ETCカードを発行する場合は、一般カードと同じく年会費がかかります。
金額は変わることがあるので、正確な数字は公式サイトで確認してください。
ETCカードの年会費については、楽天カードのETCカードの年会費と条件にくわしくまとめてあります。
利用できる限度額は、一般カードより低めに設定されています。
キャッシング機能も付いていません。
使いすぎを防ぐ設計になっていると考えるといいです。
私は、こうした学生向けの入口カードを、社会に出る前にお金の扱い方を練習する場として捉えるといいと思っています。
一般の楽天カードとの違い
一般の楽天カードは、満18歳以上であれば、学生やアルバイトの方でも申し込めます。
高校生は申し込めない点は、アカデミーと同じです。
一般カードは、利用限度額がアカデミーより高く設定されていて、キャッシング機能も使えます。
そのぶん、使いすぎのリスクは自分で管理してください。
国際ブランドはVISA・Mastercard・JCB・アメックスの4種類から選べます。
アカデミーで選べるブランドは、これより少なめです。
最新の対応状況は楽天カードの申し込み条件で確認できます。
入会特典の違い
楽天カードの入会特典は、時期によってポイント数が変動する仕組みです。
アカデミーの入会特典は、固定のポイント数が用意されています。
アカデミーには、これとは別に学生向けの特典が上乗せされることもあります。
楽天ブックスや楽天トラベルの利用で、ポイントが優遇される仕組みです。
特典の内容と数字は変わることが多いので、申し込む前に最新の条件を公式サイトで確認してください。
比べてから決めたい方へ
楽天カード以外のカードも候補に入れたい方向けです。
リスクと注意点
申し込む前に、知っておいたほうがいいポイントをまとめておきます。
ひとつめ|利用限度額が低めなこと
まとまった金額の買い物や旅行の支払いを一度にまとめて乗せたい人には、限度額が足りなくなることがあります。
ふたつめ|キャッシング機能が無いこと
急な出費でキャッシングを使いたい場面には対応していません。
使いすぎを防ぐ設計だと考えれば、学生カードとしては自然な仕様だと思います。
みっつめ|切り替え時に通常の審査があること
29歳になる、または卒業するタイミングで一般カードへ自動的に切り替わりますが、そのときに通常の更新審査があります。
学生時代の利用実績だけで、一般カードへの継続が保証されるわけではありません。
私は、学生のうちから無理に上位カードを目指す必要はないと思っています。
限度額の低さは弱点というより、使いすぎを止めてくれるブレーキだと考えたほうが気が楽です。
条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
28歳を過ぎたら、どうなるか
アカデミーは、29歳になった時点または学生を卒業した時点で、一般の楽天カードへ自動的に切り替わります。
更新の手続きは不要で、たまっていたポイントもそのまま引き継がれます。
切り替えのタイミングで行われるのは、通常の更新審査です。
このとき、入会特典はもう一度もらえるわけではありません。
向いている人・見送ったほうがいい人
本や旅行の利用が多く、限度額もアカデミーの範囲で十分な学生には、アカデミーが向いています。
年会費が無料なので、まず持っておく分には損がありません。
月々の利用額が大きい人や、キャッシング枠を持っておきたい人には、一般カードのほうが合っています。
無理にアカデミーへこだわる理由はありません。
私なら、限度額の範囲で暮らしが回っているうちは、アカデミーのままで十分だと判断します。
足りなくなってから一般カードを考えれば、それで遅くありません。
年齢の上限や更新審査を気にしたくないなら、最初から一般カードで申し込むという選び方もあります。
どちらを選ぶか迷ったら、自分の毎月の支出額を目安に決めるとわかりやすいです。
申し込む前に、知っておきたいこと
カードへの申し込みや審査の記録は、一定期間、信用情報機関に残るとされています。
残る期間や条件は変わることがあります。
気になる人は、公式サイトや信用情報機関の案内で確認してください。
本人確認書類として、学生証は使えません。
運転免許証やマイナンバーカードなど、別の書類を用意しておく必要があります。
アカデミー・一般カードどちらも、申し込みから受け取りまでの流れや必要書類は、公式サイトの案内で確認できます。
迷ったら、最初の1枚は通常の楽天カードから
ここまで違いを並べてきましたが、最初の1枚という観点なら、選び方はもう少し単純です。
私は、普段よく買うものを1か所に寄せられるかどうかで決めています。
よく使うサービスに寄せておくと、特別な工夫をしなくても効率は上がっていきます。
在学中しか持てないカードより、卒業後もそのまま使い続けられる通常の楽天カードのほうが、寄せる先としては選びやすいです。
申し込みの条件と特典の中身は、楽天カードの申し込み条件と特典の案内にまとめてあります。
楽天以外の選択肢と比べたい人へ
学生向けカード全般を見比べたい人は、お金のハナシで扱っている学生向けの選択肢もあわせて確認してみてください。
私はかつて人材会社をやっていて、自分でも転職を5回、6社を渡り歩いてきました。
学生のうちにお金の仕組みを知っておくと、社会に出てからの選択肢が広がると思っています。
……と、その学生時代からずいぶん遠くまで来てしまった人間が言うことでもないのですが。
※確認日:2026年9月5日。
年齢・在学の条件、年会費、入会特典の内容は時期によって変わります。
しばおが確認できた範囲の情報をもとにまとめたものなので、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

