小田急のクレジットカードであるOPクレジットカードは小田急線を利用する方なら、何はなくてもとりあえず持っておいた方がいいと思いますね。
小田急ポイントサービス加盟店で利用すれば、最大10%の還元率でポイントをためられます。
クレジットカード全体の還元率が平均で0.5%、1%で高くておすすめとよく言います。
その中で、最大10%の還元率というのはレベルが違いますよね。
しかも加盟店は各地に1000以上あるので、いつも10%とはいかないまでも効率的にポイントをためられそうですね。
OPクレジットカードの中でも数種類ラインアップされていますから、これから紹介しますね。
きっと皆さんが「これは!!」と思えるようなカードが見つかると思いますよ。
小田急の発行するクレジットカードは全部で4種類
小田急クレジットカードのOPカードは全部で4種類です。
- OPクレジット
- JALカードOPクレジット
- OPクレジット ゴールド
- JALカード OPクレジット JAL CLUB EST
年会費やポイント還元率、特典などを見て自分に合ったものを探してみるといいですね。
小田急のクレジットカード年会費は?
小田急のクレジットカードであるOPクレジットに入会するにあたって、やっぱり年会費は気になりますよね。
あまり使わないのに年会費がバカ高いと、持っているだけで損してしまいますから。
年会費は種類によって異なりますから、以下で詳しく見ていきます。
OPクレジット
OPクレジットの年会費は500円です。
初年度は無料ですし、2年目以降については前年度1回でもカード払いをした場合には無料です。
カード利用し続ければ、実質的には永久に年会費は無料ですよ。
JALカードOPクレジット
JALカードの中でも普通・CLUB-A・CLUB-Aゴールドの3種類があって、年会費はそれぞれ異なります。
普通カード2000円・CLUB-Aカード1万円・CLUB-Aゴールドカード1万6000円です。
普通カードを選ぶと入会後1年間は無料ですから、お試し感覚で申し込みできると思います。
OPクレジットゴールド
OPクレジットゴールドの年会費は1万円です。
ゴールドカードだけあって、やっぱり高いですよね。
ただし、前年度のショッピング利用金額が200万円以上あれば、翌年度無料です。
買い物するときはカードで支払うようにすれば、1万円がタダになってなかなかお得だと思いますね。
JALカード OPクレジット JAL CLUB EST
こちらは基本の年会費はJALカードOPクレジットと一緒ですね。
そこにJAL CLUB ESTの年会費が追加でかかります。
普通カードとCLUB-Aカード5000円・CLUB-Aゴールドカード2000円です。
小田急のクレジットカードは種類ごとにどう違う?
小田急のカードには4種類あってそれぞれに異なる特徴があります。
ここでは、小田急の発行しているカード別の特徴について簡単に見ていきますね。
JALカードOPクレジット
小田急とJALが提携して発行しているクレジットカードです。
もちろん、飛行機を利用するとマイルがたまります。
JALだけでなく、JALも加盟しているワンワールドの飛行機を利用してもマイルをためられますよ。
ほかの小田急のクレジットカードと一緒で、ショッピング利用でもマイルをためることは可能ですよ。
ふつうは200円で1マイル、JALカード特約店で利用すれば200円で2マイルと2倍です。
家族カードを発行して、JALカード家族プログラムに登録すると家族のマイルを合算することも可能です。
登録の手数料は無料ですから、家族のいる方はプログラムの入会手続きもおすすめですね。
さらに旅行傷害保険もついてきます。
国内外関係なく5000万円の保障が受けられます。
出張などで旅行することの多い人は安心ですよね。
OPクレジットゴールド
小田急の発行しているゴールドカードであるOPクレジットゴールドにも旅行傷害保険が付帯されています。
最大で5000万円です。
ただし、国内旅行の場合VISAとMasterCardは利用付帯ですから注意です。
利用付帯とは、飛行機の運賃やツアー代金など、関連する支払いをクレジットで行うと保障が受けられるというものです。
JCBであれば自動付帯ですよ。
自動付帯は利用付帯と違って、クレジットカードで代金を支払うなど条件なしで自動的に保険がついてくるということです。
さらに、空港ラウンジが利用できるのも、OPクレジットゴールドのおすすめポイントですね。
お正月前後やお盆休みなど、まとまった休暇の際にはどの空港も人でごった返していますよね。
座席を確保するのも一苦労です。
一方、ラウンジはふつう有料のため、待合室が混んでいてもけっこうゆとりがあります。
のんびり自分の飛行機の出発時刻まで過ごしたい人にはおすすめのサービスといえます。
JALカード OPクレジット JAL CLUB EST
先ほど紹介したJALカードOPクレジットの特典に加えて、JAL CLUB ESTのサービスも利用できます。
その中でも注目なのは、サクララウンジの利用ですね。
サクララウンジは国内専用のラウンジで、年間あたり5回まで利用できますよ。
ソファがゆったりしていて、フリードリンクのサービスも受けられます。
搭乗時刻まで、のんびりこちらのラウンジで過ごすのはいかがですか?
国際線を利用する場合、JALビジネスクラスでチェックイン手続きができるのもJALカード OPクレジット JAL CLUB ESTの特典の一つです。
従来と比較して、順番を待たされることもないですし、スムーズに手続きできると思いますよ。
通常、JALカードのマイルは36カ月間で無効になってしまいます。
しかし、JALカード OPクレジット JAL CLUB ESTの会員であれば最長60カ月まで有効期限が延長されます。
それほどひんぱんに飛行機を利用しなくても、マイルをムダにしたくない人にはおすすめのカードといえますね。
小田急のクレジットカードでポイントをためる
現代のクレジットカードは利用するとキャッシュバックポイントがついていますね。
わたしもこのポイント目当てでカード決済をマメに行っています。
小田急の発行するクレジットカードであるOPクレジットカードもポイントがたまります。
特に、その中でも小田急系のお店で使用すると、じゃんじゃんポイントをためられます。
ここでは具体的に何をどうすればポイントがたまるか、ケース別に紹介していきますね。
小田急ポイントサービス加盟店で
小田急ポイントサービス加盟店でポイントをためる方法があります。
カード決済しなくても小田急のカードを提示するだけでポイントゲットできるのが魅力ですね。
例えば小田急百貨店で買い物すると、いつでも還元率が5%です。
しかも、1年間で80万円以上の買い物があると還元率は何と10%までアップします。
小田急系のお店をよく利用する人にはおすすめのカードといえますね。
小田急系のほかにも横浜銀行など、加盟店はいろいろと各地にあります。
お店によって還元率は異なりますので、OPクレジットカードのホームページで確認してくださいね。
クレジット決済で
小田急のクレジットカードで支払いをした場合、200円あたり1ポイント付与されます。
OPクレジットカードはVISAとMasterCard、JCBの国際ブランドの中からどれか選択できます。
このブランドに加盟しているお店なら、海外でも買い物できます。
ちなみに、小田急ポイントの加盟店でカードショッピングをした場合、先のポイントとカード払いのポイント両方ゲットできます。
1万円相当の商品を小田急ポイントの加盟店で買い物すると、100ポイント近く一気にためられますよ。
小田急ポイントの加盟店以外でカードショッピングしてもポイントは付与されます。
携帯電話や公共料金、定期券購入時にカードを利用すればポイントが与えられます。
いずれも毎月必ず発生するお金ですから、着実にポイントも増えますよね。
郵便局やコンビニに行って支払いをする必要もなくなり、一石二鳥ですよね。
PASMOのチャージでためる
小田急線のICカードというとPASMOですね。
小田急のクレジットカードであるOPクレジットカードにはこの小田急パスモのオートチャージサービスがついています。
チャージ残額が一定金額を下回るとあらかじめ設定した金額が、手続きなしで自動的に決済されるサービスです。
PASMOで改札口を通ろうと思ったら、残金不足で止められるのは恥ずかしいですよね。
後の人の舌打ちも聞こえてきそうです(苦笑)。
わたしも何度かある体験ですが、このような恥ずかしい思いをしなくても済みますよ。
チャージをすると小田急ポイントもたまりますので一石二鳥。
1000円チャージするたびに5ポイントが与えられます。
これにプラスして小田急乗車ポイントもゲットできます。
このポイント還元率は、1カ月間でPASMOを使って乗車した金額をベースにして決められます。
つまり、電車を利用すればするほど、ポイントも多くたまる仕組みですね。
もし、PASMOで小田急線をはじめとした電車に乗って1カ月の運賃が2万円以上だった場合、ポイント付与率は7%です。
小田急を利用することの多い人は、OPクレジットカードを持っていて損はないわけですね。
家族でためる
OPクレジットカードは家族カードの発行にも対応しています。
本会員と家族会員のショッピング利用分が合算されます。
家族でカードを利用すればするほど、どんどん小田急ポイントがたまります。
小田急百貨店では年間のショッピング利用額に応じて、ポイント還元率もアップします。
家族カードの場合、家族全員での利用額をベースに決められます。
複数のカードを使って家族みんなで買い物したほうが、ランクアップもしやすいですよね。
小田急百貨店などをよく利用するなら、持っておいた方がいいと思いますよ。
ポイントの有効期間
小田急のクレジットカードの有効期間は少し複雑なので注意しましょうね。
小田急では、積立期間と有効期間が異なるシステムをとっているからです。
積立期間は入会月の翌月から1年間です。
有効期間は1年と3カ月後です。
「言っていることがよくわからないよ!」とご立腹の方もいるかもしれませんね。
具体的なスケジュールで見ていくので、こちらでシミュレーションしてくださいね。
4月、新年度を機にOPクレジットカードに入会したと仮定します。
1年目は4月から翌年の4月まで、ポイントがためられる期間です。
5~7月にショッピングをした場合、そのポイントは次年度の積み立て扱いにされます。
一方、5~7月の時点でポイント消費した場合、初年度に積み立てたものから優先的に使われます。
翌年の8月になると初年度のポイントは失効してしまいます。
小田急のカードに入会した初年度でためたポイントは、7月末日までに使い切りましょう。
2年目以降は入会月の翌月である5月からその次の年の4月までが積立期間です。
そして、3年目の7月末までが2年目のポイント有効期間となるわけです。
「まだややこしくてよくわからない」というあなた、すみませんでしたm(__)m。
その場合には買い物したときに発行されるレシートに有効期限が出ていると思います。
ほかにも、OPカードウェブサービスといって、明細をチェックできる小田急のウェブサービスがあります。
こちらでも期限はチェックできるので、有効活用しましょうね。
ほかのクレジットカードと比較して、正直言ってOPクレジットカードの有効期間の仕組みはやや複雑ですね。
ある程度ポイントがたまったら、こまめにお店で消費したほうがいいと思いますよ。
小田急のクレジットカードの審査は厳しい?
OPクレジットカードの普通カードの審査は決して厳しくないですね。
小田急で設定している申込条件は2つだけです。
- 18歳以上であること
- 安定した収入を得ていること
ただし、18歳以上でも高校生だと申し込みできないので注意してくださいね。
18歳以上が対象ですから、カードデビューで小田急に申し込むのもありですね。
OPクレジットカードでは、JCB・MasterCard・VISAの国際ブランドのうちどれか一つ選べます。
JCBはジェーシービー、それ以外は三菱UFJニコスが審査を担当します。
両方とも自社の利用実績を重視する傾向があるといわれています。
ジェーシービーもしくは、三菱UFJニコスの発行するクレジットカードを持っているなら、持っているブランドの方で申し込みしたほうが審査は有利ですね。
逆にカードを持っていて、延滞などトラブルを起こすと審査は厳しくなりますね。
延滞などの情報は社内で保管され、ずっと残り続けるからです。
ずっと昔の滞納でも審査に影響しますから気をつけましょう。
審査にかかる時間・カード発行までの日数
OPクレジットカードの審査時間ですが、スピーディだと思いますよ。
小田急のホームページから申し込んだ場合、早いと当日中、かかっても数日後には結果が通知されます。
審査をクリアしたら、自宅にカードは郵送されます。
カードが届くまでには多少時間がかかりますね。
口コミサイトの意見を総合すると、早くても1週間、遅ければ3週間くらいかかります。
JCBとMasterCard、VISAどのブランドでも審査期間はだいたい同じですね。
ですから、審査に必要な期間でブランドを考える必要はありませんね。
小田急のOPクレジットカードの限度額はどのくらい?
クレジットカードには一定の支払限度額が設けられています。
いくらになるかは審査でここに設定されますが、種類別に上限があります。
OPクレジットカードの場合、種類やブランドによって違ってきます。
OPクレジットカードのうち、普通カードはJCBなら10~50万円、MasterCardとVISAの場合10~100万円です。
OPクレジットゴールドはJCBが50~200万円で、そのほかのブランドは100~200万円です。
JALカードOPクレジットはJCBが10~50万円、それ以外は50~100万円です。
JALカードには普通カードとCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドがありますが、どれも限度額の範囲はJALカードOPクレジットと同じです。
小田急クレジットカードの申し込み方法
OPクレジットカードを持ちたいと思ったのなら、申し込み手続きに移りましょう。
申込方法は3種類用意されています。
- オンライン申込
- 店舗での申し込み
- 郵送による申し込み
以下ではそれぞれの手続きの流れについて簡単に見ていきますね。
オンライン申込
小田急のホームページに申し込みフォームがありますから、必要事項を入力して、会員規約に同意します。
この中で支払口座を指定するのですが、JCBとMasterCard、VISAで異なります。
自分が使おうと思っている金融機関が対象になっているかどうか、前もって確認しておいた方がいいですね。
申し込み手続きが完了するとメールが届きます。
申込書に書かれている内容や追加で必要になった書類の提出について、みなさんの携帯や自宅もしくは、勤務先に連絡のいく場合もあります。
審査の結果、問題なければカード発行という運びです。
店頭での申し込み
小田急百貨店にカードカウンターが用意されています。
ほかにも小田急線の駅やミロード、ビナウォークなどで特設カウンターが期間限定で設置される場合もありますね。
こちらで手続きすることも可能ですよ。
スタッフに聞きながら手続きを進めていきたい、近くにカウンターのある人にはおすすめだと思います。
この場合、支払口座のキャッシュカードと確認書類が必要なので忘れずに持参してくださいね。
確認書類は運転免許証や健康保険証、パスポートなど名前と誕生日、現住所の記載のあるものを準備します。
2012年4月1日以降に交付されたものなら、運転経歴証明書でも代用できますよ。
高齢者で自分の運転に自信が持てなくて免許証を返納した方でも、経歴証明書を持っていけば手続き可能ですね。
郵送による申し込み
郵送の場合、まずは入会申込書を確保する必要があります。
小田急線の各駅や小田急ポイントサービス加盟店などで用意しているのでこちらで受け取りましょう。
近くにない場合には、専用デスクに連絡して申込書を郵送してもらうことも可能です。
申込書に必要事項を記入します。
加えて、名前と生年月日、現住所が記載されている本人確認書類のコピーを添付して提出します。
運転免許証や健康保険証、パスポートのうちいずれか一つを準備しましょう。
健康保険証でカードタイプは両面、パスポートなら顔写真と所持人記入欄のコピーが必要です。
本人確認書類と申込書をホチキスで止めて、返信用封筒に入れてポストに投函します。
審査を通過すると、クレジットカードが自宅に届きますよ。
OPクレジットカードの締め日と支払日について
カードショッピングをする場合、締め日と支払日がどうなっているか気になりますよね。
OPクレジットカードの場合、以下のようになっています。
- 締め日:毎月15日
- 支払日:翌月10日
もし10日が土日祝日であれば、翌営業日です。
指定した口座から引き落とされます。
10日までに必要な金額を口座に入れておきましょう。
引落期日前に、利用明細書が自宅に送付されます。
こちらで金額は確認できるので、忘れずに内容をチェックしておきましょう。
このようにOPクレジットカードは、小田急関連の施設をよく利用する人にはお得ですね。
すでにクレジットカードを持っていて、何かサブカードが欲しいと思っている人にはおすすめのカードだと思いますね。
この度、小田急ポイント発行15周年を記念して、デザインが新しくなりました。
以前よりもスタイリッシュでスマートなカードになったなあ、という印象です。
お財布の中に入れているとおしゃれですから、その意味でもよいですよ。