イオングループのお店は、数え始めると夕飯の時間が来てしまうほどあります。
だからこそ、そこで使うカードは1枚に決めておきたいところです。
イオンカードセレクトは、そのための代表的なカードのひとつです。
この記事では、特典のしくみと、使う前に知っておきたい注意点を順に見ていきます。
先に、この記事の見取り図を置いておきます。
- ポイントと割引が、どこで付くのか
- イオン銀行とセットにしたときの注意点
- 自分に合うカードかどうかの見分け方
イオンカードセレクトは、どんなカードか
クレジットカードに、イオン銀行のキャッシュカードと電子マネーのWAONが一体になったカードです。
国際ブランドは、VisaとMastercard、JCBが選べます。
年会費は無料です。
引き落とし口座は、イオン銀行に限られます。
ひとつ、名前の話をしておきます。
イオンカードのポイントは、昔は「ときめきポイント」という名前でした。
2021年9月からは、WAON POINTに一本化されています。
ネットの古い解説に出てくる「ときめきポイント」の倍率は、いまの仕組みとは別物です。
イオングループでは、ポイントが基本の2倍
基本のポイントは、200円(税込)ごとに1 WAON POINTです。
イオングループの対象店舗では、いつでも200円ごとに2ポイントになります。
対象店舗の例は、次のとおりです。
- イオン、イオンスタイル、イオンモール
- ダイエー、マックスバリュ
- まいばすけっと、ミニストップ
一部に対象外の店舗や商品があります。
1ポイントは、1円相当で使えます。
2倍の店なら、おおよそ1%の戻りです。
ポイントの仕組みをくわしく知りたい方は、イオンカードのポイントとWAON POINTの貯め方にまとめています。
毎月20日と30日は、買い物代金が5%OFF
イオンの「お客さま感謝デー」は、毎月20日と30日です。
イオンマークのカードとAEON Pay、電子マネーWAONで払うと、買い物代金が5%OFFになります。
対象は、イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグなどです。
一部の店舗や商品は対象外で、イオンネットスーパーも含まれません。
たとえば、日用品や食品を月3万円ぶん、この2日にまとめて買うとします。
5%なら、1,500円の差です。
ただし、財布のひもが緩んだら、5%は一瞬で消えます。
日持ちするものや、いつも買うものに絞るのが無難です。
割引とポイントは、別々の仕組みです。
両方がどう付くかは、買う前に公式の説明で確かめてください。
なお、「お客さまわくわくデー」は2025年5月で終了しています。
古い記事に載っていても、いまは使えません。
比べてから決めたい方へ
ほかのカードも候補に入れて比べたい方向けです。
WAONへのオートチャージも、ポイントの対象
イオンカードセレクトからWAONへオートチャージすると、チャージした分にもポイントが付きます。
チャージ200円ごとに、1 WAON POINTです。
使うには、事前にオートチャージの設定が必要です。
オートチャージは、1日1回までと決まっています。
残高が減るたびに手でチャージする手間は、これで省けます。
WAONをよく使う人ほど、効いてくる特典です。
イオン銀行とセットにするときの注意
イオンカードセレクトで、普通預金の金利が上がる。
そんな話を、いまでも見かけます。
けれど、イオン銀行のMyステージによる普通預金の金利特典は、2026年3月1日で終わりました。
金利の上乗せを目当てにするのは、もうおすすめできません。
一方、他行ATMや他行宛て振込の手数料が無料になる特典は、続くと案内されています。
回数や条件はステージで違うため、公式でご確認ください。
口座の開き方や使い勝手は、イオン銀行の口座開設のメリットと申し込み方法で書いています。
年会費・ETC・家族カードも無料
ETC専用カードと家族カードは、発行手数料も年会費もかかりません。
ETCカードは、クレジットカード1枚につき1枚までです。
家族カードは、生計を共にする18歳以上の方が対象です。
最大3枚まで発行できます。
年会費の話は、イオンカードの年会費と特典も参考になります。
引き落としは翌月2日、スマホでも使える
利用代金は、毎月10日に締めて、翌月2日の引き落としです。
金融機関が休みの日は、翌営業日です。
AEON Payのアプリには、カードの登録機能があります。
Apple Payの設定も、このアプリから進められます。
ただし、Visaブランドのイオンカードは、Apple Payに対応していません。
ブランドで何が使えるかは、申し込む前に公式の案内で見ておきましょう。
明細は、Web明細が基本です。
暮らしのマネーサイトでは、過去24か月ぶんを確かめられます。
紙の明細書を郵送してもらうと、有料です。
金額は変わることがあるため、公式でご確認ください。
ゴールドカードとラウンジは、利用額が条件
イオンゴールドカードは、対象カードのクレジット払いが年間50万円(税込)以上などの条件を満たした人に発行されます。
ほかに、審査が必要です。
ゴールドカードの年会費も、無料と案内されています。
集計の期間は、毎年1月11日から翌年1月10日です。
イオンラウンジは、年間100万円(税込)の利用額に届くと使えます。
一般のカードでも対象で、利用には事前の予約が必要です。
条件は年度ごとに見直されることがあります。
空港のラウンジや旅行保険の内容は、カードや時期しだいです。
イオンシネマの優待もあります。
1,100円で観られる回数には上限があり、券種ごとに年10枚までと案内されています。
イオンカード(WAON一体型)との違い
大きな違いは、イオン銀行のキャッシュカード機能があるかどうかです。
WAON一体型には、その機能がありません。
引き落とし口座も違います。
セレクトはイオン銀行のみで、WAON一体型は多くの金融機関から選べます。
オートチャージのポイントは、セレクトだけの特典です。
WAON一体型には、この特典がありません。
イオン銀行の口座をメインにしたくなければ、WAON一体型のほうが向いています。
WAON一体型の特徴は、イオンカード(WAON一体型)の使い方で見られます。
券種を目的別に比べたいときは、イオンカードの種類を目的別に比べた記事が役に立つはずです。
ポイントは貯めずに、よく使う場所へ寄せる
私は、ポイントは現金と同じだと考えています。
5円でも10円でも、できたらすぐ使うことにしています。
Gポイントに統合したまま忘れて、失効させたことがあるからです。
もうひとつは、よく使う場所にカードを寄せる考え方です。
よく行く店が決まっているなら、その店のカードに寄せるのがいちばん手間がかかりません。
反対に、イオングループにあまり行かない人は、無理に使うことはありません。
どこで一番お金を使っているのか?
そこを先に見てから決めても、遅くはないはずです。
申し込む前に確かめること
申し込む前に、次の3点を見ておきましょう。
- よく行くお店に、イオングループが多いか
- 引き落とし口座を、イオン銀行にして困らないか
- 国際ブランドとデザインを、どれにするか
申し込みの流れと受け取り方は、イオンカードセレクトの作り方に書いています。
特典や条件は変わることがあります。
申し込む前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。
お金のハナシ|お金の選択肢まとめでは、ほかのカードやポイントの選択肢も並べて見られます。

