「小田急でのパスモオートチャージ」は、最もポイントを貯めやすいということを知っていますか。
わざわざ現金でチャージする手間がかからず楽なので、利用する人が増えているPASMOのオートチャージ。
オートチャージを利用すれば、残高が足らないために改札で止められ、後ろの人から「チッ」と舌打ちをされる心配もいりません。
そんなオートチャージを利用するかどうか、検討している人もいるでしょう。
そして、せっかくならオートチャージでもポイントを貯めたいですよね。
「小田急でのパスモオートチャージ」は、複数あるオートチャージサービスの中でも、最もポイントを貯めやすいといえる魅力的なサービスです。
小田急線を利用しているのに、まだPASMOに現金でチャージしている人は、大変もったいないことをしています。
ここでは、小田急でのパスモオートチャージの魅力から申し込む方法まで、詳しくお教えします。
この記事を読んで、小田急でのパスモオートチャージが、どれだけ優れたサービスか理解してもらったうえで、オートチャージを利用していただけたらと思います。
小田急でのパスモオートチャージ最大の魅力は「ポイント」
小田急でのパスモオートチャージを利用するにあたり、せっかくならポイントも貯めたいですよね。
PASMOオートチャージはクレジットカードとひも付けるため、もちろんポイントも貯められます。
そして、小田急でのパスモオートチャージ最大の魅力は、もらえるポイントが複数あることです。
オートチャージを利用することで、得られるポイントは3種類もあり、中には利用した金額によって還元率が高くなるポイントもあります。
このポイントに関するサービス、特典の手厚さは他のカードにはない魅力です。
クレジットポイント
小田急でのパスモオートチャージを利用すると、チャージされる金額に対して200円に付き1ポイントが付きます。
還元率は0.5%です。
PASMOへのチャージをクレジットでするのか、現金でするのか、その違いだけでポイントが付くかが変わります。
これだけでも、PASMOのチャージを、まだ現金で行っている人はとても損をしていますよね。
絶対に、クレジットカードを使ったほうがトクです。
ちなみに、小田急をよく使うのなら、小田急のクレジットカードであるOPクレジットでオートチャージするのがポイントの面からも明らかに有利です。
最大7%の小田急線乗車ポイント
小田急でのパスモオートチャージを利用すると、クレジットポイント以外にも、2つのポイントが貰えます。
その1つが、小田急線乗車ポイントです。
小田急線乗車ポイントは、その名の通り、小田急線に乗車したときにもらえるポイントです。
このポイントは、小田急でのパスモオートチャージサービスに登録している人だけの特典です。
オートチャージに登録していれば、申し込みの手続きが必要ないため、余計な手間もかかりません。
また、この乗車ポイントは最大7%と高い還元率が魅力です。
以下のように、ひと月の運賃の総額によって還元率が異なります。
- 0円〜 0%
- 1,360円〜 1%
- 5,000円〜 2%
- 10,000円〜 3%
- 15,000円〜 5%
- 20,000円〜 7%
運賃の総額が多いほど還元率が上がるので、乗れば乗るほどお得です。
普段から小田急線をよく利用しているのに、現金でチャージしている人、切符を買って乗車している人は、大変もったいないことをしています。
そのような人は、小田急でのパスモオートチャージの利用を検討したほうがいいでしょう。
ただし、注意点として自動ではない改札機、またICカードに対応していない改札機ではポイントは付きません。
また、乗車ポイントは、PASMOにチャージされているお金で、運賃を支払った場合のみ付きます。
定期券は、乗車ポイントの対象ではないので注意してください。
小田急電子マネーポイント
クレジットポイント以外の2つ目のポイントが、小田急電子マネーポイントです。
こちらも乗車ポイント同様、小田急でのパスモオートチャージサービスに登録している人だけの特典です。
こちらも、申し込み手続きの必要はありません。
PASMOの電子マネーで支払いを行うと、利用した総額の1%が小田急ポイントとして貰えます。
しかし、どの店でもポイントが貯まるというわけではありません。
対象になるのは「電子マネーで小田急ポイントが貯まる」というステッカーが貼ってある店舗や施設です。
小田急線の各駅の構内にある自販機やOdakyu SHOP、また駐車場やロッカー、小田急ロマンスカーの車内販売やカフェなどが対象です。
対象の店舗は、1,500ヶ所以上もあります。
これだけ充実していれば、小田急線をよく利用している人なら、「ポイントが貯まる店はどこだろう」と、探す必要はありませんね。
ここで、さらにお得にポイントを貯められる方法をお教えします。
この電子マネーポイントと、上記のPASMOオートチャージによりもらえるクレジットポイントを組み合わせることで、より賢くポイントを貯めることができます。
「PASMOオートチャージ」が0.5%、「小田急電子マネーご利用ポイント」が1%、これを合わせると1.5%になります。
つまり、電子マネーポイントがもらえるお店では、クレジットカードで決済するよりも、一度PASMOを経由して支払うことで、より多くのポイントを貯められます。
このように、小田急でのパスモオートチャージを利用している人だけにできる、お得な使い方もあるのです。
こんなポイントの貯め方ができるものは、他のカードにはないでしょう。
小田急線を利用しているのに、まだオートチャージを利用していない人は、「小田急でのパスモオートチャージ」に申し込んで、ポイントをガシガシ貯めてみてはいかがでしょうか。
※小田急ポイントサービス加盟店では「小田急電子マネーご利用ポイント」は貯まらないので注意してください。
加盟店では、クレジット払いでクレジットポイントが貯まります。
小田急でのパスモオートチャージを利用するために必要なもの
小田急でのパスモオートチャージを利用するには、「OPクレジットカード」と「オートチャージ機能の付いたPASMO」が必要になります。
小田急では、クレジットとPASMOの一体型カードがないため、必ず2枚用意しましょう。
オートチャージを利用するには、クレジットカードが必須のため、OPクレジットカードをまだお持ちでない方は「OPクレジットカードのお申し込み」から申し込みましょう。
また、PASMOは「記名PASMO」または「PASMO定期券」が対応しています。
通常の無記名PASMOでは、オートチャージサービスは利用できないので注意してください。
無記名PASMOしか持っていない、定期券を買う予定はないという人は、前もって記名PASMOにしておきましょう。
記名PASMOは、名前や性別などの情報を登録するだけなので簡単に変更できますよ。
小田急でのパスモオートチャージを申し込む方法
小田急でのパスモオートチャージを申し込むには「OPクレジットカード」と「オートチャージに対応しているPASMO」が、用意されていれば手順は簡単です。
まず、小田急線の各駅の窓口にラックが設置してあり、そこに「PASMOオートチャージサービス入会申込書」があるので、それを受け取りましょう。
この用紙に必要な項目を記入し、記載されている住所宛にお近くのポストから郵送します。
すると、申し込みから3週間で記入した住所に、ご案内ハガキが送られてきます。
送られてきたハガキと、申し込んだPASMOを持って、小田急線などの各駅にあるPASMO取り扱い窓口に行きましょう。
窓口で、オートチャージサービスの設定をすれば、手続き完了となります。
手続きが完了するとすぐ利用できるので、終えた瞬間から、券売機に並んでチャージする必要がなくなります。
なお、すでにOPクレジットカード会員の方は「OPカードWEBサービス」からも申し込めます。
小田急でのパスモオートチャージの設定金額を変更する
小田急でのパスモオートチャージを利用するとき、チャージされる金額などは自分で決めたいですよね。
PASMOオートチャージでは、簡単な手続きだけで、チャージされるタイミング、そしてチャージされる金額を変更できます。
手続きは、PASMOに対応している各駅の窓口にて、変更の申込書を出すだけです。
設定できるのは、オートチャージ実行判定金額(チャージされるかされないか)と、オートチャージ実行金額(いくらチャージするか)です。
どちらも1,000円〜10,000円の範囲内で設定できます。
例えば、実行判定金額を1,000円、実行金額を5,000円にしておくと、PASMOの残高が1,000円を下回ったとき、改札を通ると自動で5,000円がチャージされます。
利用できる限度額は、1日あたり10,000円、ひと月あたり50,000円まで。
ちなみに、申し込んだ当初は、PASMOの残額が2,000円以下になったとき、改札を通ると3,000円が自動でチャージされる設定になっています。
チャージされるタイミングも金額も人それぞれでしょうから、好みに合わせて設定しておきましょう。
小田急でのパスモオートチャージを更新する
小田急のパスモオートチャージには、有効期限があります。
オートチャージを利用できる期限は、登録しているOPクレジットカードの有効期限と同じです。
期限を過ぎるとオートチャージの設定も自動的に切れてしまいます。
そのため、期限が過ぎる前に必ず延長の手続きをとり、更新しておきましょう。
更新するのは至って簡単。
まず、OPクレジットの有効期限が近づくと、新しい有効期限のOPクレジットが届きます。
そのカードに「PASMOオートチャージサービス有効期限延長お手続きのお知らせ」という用紙が同封されています。
この「お知らせ」の用紙と「オートチャージ機能の付いたPASMO」を、小田急線などの各駅にあるPASMO取り扱い窓口に持っていき、延長の手続きを行うだけです。
窓口に行ったら、係員に有効期限延長の手続きに来たことを伝えましょう。
これだけで、新しいクレジットカードの有効期限とPASMOオートチャージの有効期限が紐付けられます。
手続きが終わった瞬間から、それまでと同様にオートチャージサービスを利用できます。
これから、オートチャージを利用しようと思っている人も、急にチャージされなくなるなんてことがないように、覚えておくといいでしょう。
小田急でのパスモオートチャージは、年会費無料で使える
PASMOオートチャージを利用するには、クレジットカードが必要なので、カードによっては年会費がかかってしまいますよね。
しかし、小田急でのパスモオートチャージなら、無料で利用することも可能です。
そのためには、オートチャージに登録するクレジットカードを、「OPクレジット」にしましょう。
OPクレジットであれば、オートチャージを利用している時点で、年会費が実質無料になるのです。
OPクレジットの年会費は初年度が無料。
2年目以降は、年会費が500円(税別)かかりますが、1年で1回でもクレジット払いを利用するだけで、翌年の年会費が無料になります。
つまり、オートチャージを利用する場合、必然とクレジットを利用することになるため、年会費は初めから無料であることと同意なのです。
「オートチャージを利用したい」「ポイントを貯めたい」でも「カードの年会費は払いたくない」という人も多いでしょう。
そのような人には、最適なカードでしょう。
OPクレジットで、オートチャージを無料で利用してはいかがでしょうか。
OPクレジットをお持ちでない人は「OPクレジットのお申し込み」から、お申し込みできます。
また、条件は厳しくなりますが、「OPクレジット ゴールド」も、条件をクリアすると年会費が無料になります。
小田急でのパスモオートチャージは、JALカードの利用でマイルが貯まる
小田急カードには、日本航空との提携カードである「JALカードOPクレジット」があります。
このJALカードを、PASMOオートチャージのクレジットカードとして登録すると、JALマイルを貯められます。
オートチャージの金額200円ごとに1マイルが貯まり、還元率は0.5%です。
還元率0.5%と聞くと、あまり高くない印象を持たれるかもしれません。
たしかに、ポイントの場合は標準の還元率ですね。
しかし、マイルの場合は還元率0.5%は高いです。
例えば、同じ鉄道会社である東急が発行している東急カードは、オートチャージで貯まるのは0.5%のTOKYU POINTと、ポイントの還元率は同じです。
しかし、JALマイルに交換すると還元率は0.25%しかありません。
このように、JALマイルの還元率はOPクレジットの方が高く、マイルを貯めたい人には、とても魅力のあるカードでしょう。
特に、出張が多いビジネスマンの方などは、ポイントよりもマイルの方がうれしい人もいるでしょう。
そんなマイルを貯めたいのに、PASMOオートチャージを利用していない人は、小田急でのパスモオートチャージで、貯めてはいかがでしょうか。
貯めたマイルを使って出張や家族旅行など、お得に飛行機を利用できますよ。
なお、JALカードのショッピングマイル・プレミアムに入会していると、オートチャージ金額100円につき1マイルが貯まり、還元率は1%に上がります。
ご興味のある方は、検討してもいいでしょう。
JALカードOPクレジットのお申し込みは「JALカードOPクレジットのお申し込み」から行えます。
他のパスモオートチャージ対応カードと比較
PASMOオートチャージに対応しているカードは、東武や京王など首都圏の路線を中心に、12社ほどあります。
その中でも、小田急でのパスモオートチャージは、使い勝手のいいカードです。
オートチャージを利用すると、どこのカードでもポイントは付きますが、ポイントの交換には、厳しい条件のあるカードが多いです。
そんな中、小田急でのパスモオートチャージを利用して得たポイントは、なんと 1ポイントから使えるのです。
例えば、京王パスポートPASMOカードVISAは、小田急と同じくオートチャージを利用すれば年会費が無料になるカードです。
ただし、ポイントの交換が200ポイント以上からしかできません。
還元率も0.5%と同じなので、オートチャージだけだと40,000円を使わないと200ポイントにならず、ポイントの交換ができないのです。
また、東武カードは、年会費は永年無料とお得なカードです。
しかし、ポイントの交換が1000ポイントからしかできないので、使い勝手がよくありません。
還元率も0.5%と変わらないので、オートチャージだけで1,000ポイント貯めるには、20万円使わないといけないことになります。
また、京王パスポートPASMOカードVISAや東武カード、どちらにも小田急のようなポイントの特典はありません。
乗車ポイントや電子マネーポイントなど、ダブルでポイントを貯めるといったことはできないのです。
これだけでも、小田急でのパスモオートチャージは使い勝手が良く、お得に利用できるのがわかるでしょう。
小田急でのパスモオートチャージの魅力を最も堪能できるのは、小田急線を利用している人だけです。
まだ、利用していない人は、申し込んでみてはいかがでしょうか。
小田急でのパスモオートチャージの注意点
小田急でのパスモオートチャージを利用するうえで、いくつか注意すべきことがあります。
まず、オートチャージは、あくまでも改札機を通ったときにチャージされる仕組みです。
バスの乗車、また買い物などで電子マネーで決済したときは、チャージされないので覚えておきましょう。
また、オートチャージが利用できるエリアが、決まっている点にも注意が必要です。
オートチャージを利用できるのは、PASMOエリア、そして、首都圏・仙台・新潟の各Suicaエリアです。
つまり、JR西日本のICOCAエリアや、JR東海のTOICAエリアでは、改札を通ったときに、設定した金額を残高が下回っていても、オートチャージされません。
ICカード対応の改札であれば、どこでもチャージされると思っていると、残高が足らず改札で止められてしまう、なんてことになりかねません。
そんなことにならないように、覚えておいてください。
OPクレジット入会キャンペーンで、お得にオートチャージを利用する
現在、小田急は、下の公式ページから申し込むだけでがっつりポイントをもらえる入会キャンペーンを行っています。
キャンペーン期間中にOPクレジットカードを作ると、最大で5,000もポイント(5,000円分)もらえるので、普通に申し込むよりもお得です。
これからオートチャージを利用しようと思っているけど、まだOPクレジットを持っていないよって人は、このチャンスを逃す手はないでしょう。
キャンペーンを利用すれば、ほかの人より、だいぶんお得にPASMOオートチャージをはじめられますよ。