「不動産投資」と聞くと、まず身構える人が多いと思います。
会社の携帯に「マンション投資のご案内で」という電話がかかってきて、無言で切る、というのはよくある話です。
その場で決める必要はありません。
このページでは、身構えずに判断できるよう、申し込む前に知っておきたいことを順に書きます。
話を聞きに行くべきか、行かなくていいのか?
そこだけでも先に決めておきませんか。
これは何か
日本財託が開いている、無料の不動産投資セミナーの案内です。
1990年に創業した会社で、東京23区を中心に、中古のワンルームマンションを主に扱っています。
物件を売って終わりにせず、家賃の回収から入居者対応まで自社で引き受けます。
それが、この会社の特徴です。
同社の公式サイトによると、2026年8月末時点の管理戸数は3万戸を超え、入居率は99%台です。
ただし、これは会社が管理する部屋全体の数字で、自分が買う部屋が空かないと約束するものではありません。
セミナーはオンラインで、アプリのインストールは要りません。
視聴ページのURLを開くだけで見られて、開始時間は朝7時台から夜23時台まで何回か用意されています。
参加費は無料です。
私がこれを良いと思った理由
私自身、不動産を持っています。
ただし、種類が違います。
私が持つのは一棟で、日本財託が扱うのは中古の区分(部屋ごと)です。
それでも共感するのは、家賃保証(サブリース)に頼らない考え方です。
日本財託は自社のコラムで、サブリースより「集金代行」を勧めています。
- 保証家賃は、あとから見直されることがある
- 契約を解除しにくい場合がある
- 入居者と直接つながれない
この3つを理由に挙げていました。
集金代行は、家賃の集金などの大家の仕事を、手数料を払って管理会社に代わりにやってもらう契約です。
サブリースと違って、入居者に部屋を貸す大家は自分のままです。
誰に、いくらの家賃で貸しているのかを自分で知ったうえで、部屋を持ち続けられます。
手間のかかる仕事は任せても、大家として決めるのは自分です。
この考え方が、私が普段から大事にしている「自律経営」に近いと感じました。
どういう仕組みで回るか
不動産投資は、他人のお金で買い、他人のお金で返す仕組みです。
買うときは金融機関の融資、返すときは入居者の家賃を使います。
返した分だけ、自分の純資産に変わっていきます。
これが回るための条件は1つだけです。
毎月の家賃から、ローン返済・管理費・修繕積立金・固定資産税を引いて、手元がプラスになること。
プラスにならないと、自分の給料から持ち出すことになります。
話を聞くときは、この条件を満たせるかどうかを、担当者に具体的な数字で出してもらうことが大事です。
私なら、プラスにならない物件は見送ります。
プラスに近づけたいときは、私なら返済期間をできるだけ長めに取れるよう交渉します。
毎月の返済は楽になりますが、利息の総額が増える点は織り込んでおくべきです。
頭金を入れることも、この条件を満たす方法のひとつです。
入れた分だけ借入が減るので、利息の総額も減ります。
頭金は消えるお金ではありません。
現金が物件の持ち分(純資産)に形を変えます。
物件を売るときは、売れた価格から、ローンの残りと売るときの費用を引いた分が手元に戻ります。
売値が下がれば、戻る額もそのぶん小さくなる点は要注意です。
だからこそ、その持ち分の価値を守れる場所を選ぶことが大事になります。
中古の建物は、年数とともに価値が下がるものです。
それでも需要が続く地域なら、地価の上昇がその目減りを打ち消し、値段は横ばいになりやすい。
私はそう考えています。
値上がりを狙う必要はありません。
目指すのは、持ち分の価値が下がりにくいことまでです。
セミナーに参加すると分かること
毎月の手元がプラスになる借り方・買い方を、自分の年収や状況に当てはめるとどうなるか。
それを考える手がかりが得られます。
参加したからといって、その場で数字が確定するわけではありません。
持ち帰って、自分で検算するための材料が手に入る。
期待していいのは、そこまでです。
条件・必要なもの・所要時間
- 参加費:無料
- 形式:オンライン(アプリのインストール不要・視聴ページのURLを開くだけ)
- 開始時間:朝7時台から夜23時台まで複数(日程は時期で変わります)
- 申込フォーム:名前や連絡先などを入力します。項目は申込ページで確認してください
- 対象:不動産投資の初心者向け
- 年齢・年収の条件:申込ページには書かれていません
日程や開催方式は変わることがあるので、最新の内容は公式ページでご確認ください。
向いている人・見送っていい人
向いている人
- 給与収入が安定していて、借入の枠がある方
- 空室や修繕が続いても、本業の収入で返済を続けられる方
- 15年・20年単位で持ち続ける前提の方
- 数字を自分で検算するつもりがある方
見送っていい人
- 手元の資金が薄い方
- 数年以内に自宅を買う予定がある方
- 数年で売って利益を出したい方
- 「節税になる」の一言だけで決めようとしている方
※見送っていい人に当てはまった方は、ここで引き返して大丈夫です。
申し込まない選択も、立派な判断です。
使う前に知っておいてほしいこと
- 元本の保証はありません。
空室・家賃下落・金利上昇・修繕で収支は変わります - 横ばいは約束されていません。
地価や需要が落ちる局面では、目減りを打ち消せるとは限りません - 返済期間を長く取ると、支払う利息の総額は増えます
- 頭金を入れた分は、売るまで現金として使えません。
急な出費に備える手元資金は、別に残しておきます - 家賃保証を外すと、空室の間の家賃は入りません。
その分をあらかじめ計算に入れておきます - その場で契約する必要はありません。
宅地建物取引業法は、断ったあとの再勧誘や、深夜・長時間の勧誘を禁じています
手順
- 持って行く数字を用意する:年収、いまの借入、毎月生活を揺らさずに出せる額の3つです
- セミナーに申し込む:都合のいい開始時間を選び、フォームに入力します
- 持ち帰って検算する:空室・金利上昇・修繕を自分で足し引きし、プラスかどうかを確かめます
情報の最終確認日:2026年9月26日
まだリストを受け取っていない方はこちら
→ 174万円分・カンタンポイ活リスト(無料)
しばおについて
しばお
かつて人材会社をやっていて、自分でも転職を5回、6社を渡り歩いてきました。
不動産は一棟を持っていますが、宅地建物取引士でも税理士でもなく、金融商品取引業の登録もありません。
物件を紹介することも、売買を仲介することもできません。
このページも「申し込みましょう」ではなく、「聞きに行くなら、この準備をして行きましょう」までで止めています。

