「不動産投資、話だけでも聞いてみませんか」。
この誘い文句に、私は昔、職場の休憩室の立ち話15分で乗りかけたことがあります。
いま思えば、危なかったのは投資そのものではありません。相談する相手を、向こうから来た順に決めようとしていたことです。
このページで整理するのは3つです。
相談先にどんな種類があるか。
どう選ぶか。
そして、いまどこから検討するのがよいか。
このページで特定の物件をすすめることはありません。相談の場を選ぶまでの話です。
相談先には、種類がある
「不動産投資の相談」と一口に言っても、窓口の性質は大きく違います。
大きく分けると3つです。
- 不動産会社が自社で開くセミナー・個別相談。作って売る会社が自社の説明をする場。その会社の物件が前提になる
- 面談のマッチング・一括比較サービス。複数社から相談先を紹介する形。幅は広いが対象条件が細かい
- ポイントサイト経由の面談。面談を受けると読者自身にポイントが入る形。入口は軽いが、これも対象条件がある
どれが上等という話ではなく、お金の流れと前提が違うということです。
誰の説明を聞いているのかが分かっていれば、話は落ち着いて聞けます。
選ぶときの判断基準は5つ
- 運営元が公表情報で確認できるか。社名で登記や上場情報をたどれる会社か。たどれない窓口はここで外す
- 自分が対象者の条件に入っているか。50代だと対象外になる窓口が少なくありません。申し込む前に確かめる
- 形式が自分に合うか。大勢で聞くセミナーか、1対1の個別相談か。オンラインで済むか
- その場で決めさせない仕組みか。宅地建物取引業法は断ったあとの再勧誘を禁じています。持ち帰って検算できるか
- 数字を持って行けるか。年収・借入・毎月出せる額。この3つを出せば一般論で終わりません
いま、どこから検討するか
この基準で、代表的な窓口を見ていきます。
2つは仕組みが違うので、別々に説明していきましょう。
最初に検討したいのは、FJネクストの無料セミナー・個別相談
東証プライム上場グループの不動産会社が自社で開いている場です。
最初に置く理由は2つあります。
1つめは、対象の幅。相談窓口には年齢の上限があるものが多い中で、ここは幅広い年代を対象にしています。50代で他の窓口の対象から外れた方も、ここなら話を聞けます。
2つめは、引き返しやすさ。申し込んで話を聞いて、数字を持ち帰って終わり、にできる場です。
詳しい内容と、申し込む前に確認しておきたいことは、FJネクストのセミナー・個別相談を申し込む前に確認することにまとめてあります。
参加条件に当てはまる方は、プロパティエージェントの無料WEB面談も選べる
こちらも東証プライム上場グループの会社ですが、仕組みが1つ違います。
ポイントサイト(モッピー)経由で申し込むと、面談を受けた読者自身にポイントが入る型です。
ただし、年齢・年収・雇用形態などの参加条件が設定されています。
枠は年収帯で分かれていて、条件は時期によって変わります。
ここに当てはまらない方が申し込んでも、面談の対象になりません。
条件・手順はプロパティエージェントの無料WEB面談の条件と注意点で確認できます。
並び順について。この順番は、対象になる方の幅と、申し込んだあとの負担の軽さで決めています。
どの窓口でも、変わらない前提
不動産投資に元本の保証はありません。
空室と家賃の下落。
金利と修繕。収支はこれらで動きます。
そして、表面利回りには費用が入っていません。
管理費・修繕積立金・固定資産税・保険料・空室の期間を引いた実質の数字を、その場で忘れずに聞いてください。
相談は、契約の場ではなく、検算の材料を集める場です。
その前提で臨めば、断るのも難しくありません。
私は、その場で答えを出さないと決めて行きます。
持ち帰って計算し直す時間を、面談を入れる前に確保しておく。
聞いた数字は、その日のうちに手元の紙へ書き写すようにしています。
記憶のまま置いておくと、あとで都合よく丸まってしまうからです。
そのうえで見るのは、毎月の手残りがマイナスにならないかどうか。
ここが崩れる話は、利回りがどう見えても検討から外す。
そう決めておくと、その場の空気に流されません。
この記事を書いた人
この記事の書き手は、しばおです。
不動産は自分でも一棟持っています。宅地建物取引士でも税理士でもなく、金融商品取引業の登録もありません。
物件の紹介も売買の仲介もできません。
書けるのは、相談の場をどう選ぶかと、何を持って行くかまでです。
運営者について詳しくは運営者情報のページをご覧ください。
お金まわりの見直しをまとめて進めたい方はお金のハナシのつかえるまとめもどうぞ。
この記事の内容は、2026年8月12日時点で公開されている情報にもとづいています。
制度や条件は変わることがあります。手続きの前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。

