電気代の請求書を見て「なんだか高くなった気がする」と感じたとき、何をどう確認すればよいか分からず、そのままにしてしまうことはありませんか。
この記事では、電気代が高くなる原因の確認方法と、契約を見直すタイミングの考え方を整理します。
電気代以外も含めて考えたい方は、固定費見直しの優先順位を比較で確かめるが参考になります。
電気代が高くなる主な原因
季節による使用量の変化
冷暖房を多く使う夏・冬は、他の季節より使用量が増える傾向があります。
前年同月の使用量・請求額と比較すると、季節要因なのか、それ以外の原因があるのかを切り分けやすくなります。
契約しているプラン・電力会社が使い方に合っていない
電力自由化以降、電力会社や料金プランは複数の選択肢から選べるようになりました。
以前契約したプランのまま見直していない場合、いまの使い方により合ったプランが他にある可能性があります。
契約アンペア(契約容量)が実際の使用量に対して大きすぎる
契約アンペアが大きいほど基本料金は高くなります。
同時に使う電化製品の量に対して契約アンペアが大きすぎる場合、基本料金部分で余分に払っていることがあります。
電気代を見直すタイミング
電力会社の切り替えには違約金がかかる場合があるため、まずは現在契約しているプランの契約期間・解約条件を確認することから始めます。
契約期間の縛りがない、または更新月が近いタイミングは、見直しに適したタイミングといえます。
引っ越しや家族構成の変化があったときも、電気の使用量が変わりやすいため、見直しのきっかけになります。
私が電力会社を切り替えたときの話
私は以前、契約していた電力会社とインターネット回線を、まとめて新しい会社に切り替えたことがあります。
手続きはオンラインで完結し、工事の立ち会いも必要ありませんでした。
結果として、月々の支払いが約2,000円下がりました。
「嫌だったら戻ればいい」くらいの軽い気持ちで試したのですが、使う電気の量や質は何も変わっていません。変わったのは契約先だけです。
ただし、すべての人が同じ結果になるとは限りません。時間帯によって単価が変わるプランもあり、生活スタイルによっては、切り替えがかえって割高になるケースもあります。
見直しの進め方
- 直近の検針票・明細で、月々の使用量(kWh)と金額を確認する
- 現在の契約プラン・契約アンペアを確認する
- 契約期間・解約条件(違約金の有無)を確認する
- 使用量に見合った契約先・プランを比較する
電力会社の切り替え手続きは、多くの場合オンラインで完結し、工事や停電を伴わずに切り替えられます。
使う電気の量や質が変わるわけではなく、契約先が変わるだけなので、比較検討のハードルは高くありません。
向かない人・注意しておきたいこと
次のようなケースでは、切り替えの前に一度立ち止まって確認したほうがよいでしょう。
- 現在の契約に解約金・違約金が設定されている場合(切り替え費用が節約額を上回ることがある)
- オール電化割引など、特殊なセット割引を利用している場合(切り替えると割引がなくなることがある)
- 時間帯別の使用量にばらつきが大きい場合(プランによっては夜間・日中の単価差で結果が変わる)
切り替えの手間は項目ごとに違います。3つの固定費の手間と効果の比較に整理しています。
時間帯によって単価が変わるプランです。
使い方によっては今より下がらない場合があります。
申し込みには検針票などに書かれた供給地点番号が必要です。
対象は18歳以上の個人のみ。
切り替えに必要な情報
電力会社の切り替え手続きには、検針票に記載されているお客様番号や供給地点特定番号が必要になることが一般的です。
契約者名義・住所・現在契約しているプラン名も確認しておくと、手続きがスムーズに進みます。
クレジットカードや口座振替の情報が必要になる場合もあるため、事前に用意しておくとよいでしょう。
電気代の見直しでよくある疑問
Q. 切り替え中に停電することはありますか
電力会社を切り替える際、工事や停電が発生することは基本的にありません。
使用する電気の質や供給ルートは変わらず、契約先の情報が変わるだけです。
Q. 切り替え後、電気の質が悪くなることはありますか
送配電を担う設備は切り替え後も変わらないため、電気の質そのものが変わることは基本的にありません。
変わるのは料金プランと契約先の会社だけです。
Q. 契約アンペアはどうやって下げられますか
契約アンペアの変更は、多くの場合、契約している電力会社への申し込みだけで手続きできます。
ただし、契約アンペアを下げすぎると、複数の家電を同時に使ったときにブレーカーが落ちやすくなることがあります。日常の使い方を踏まえて検討することをおすすめします。
電気代を見直すタイミングの目安
契約期間の縛りがない場合でも、実際に見直すタイミングを決めておかないと、そのままになってしまいがちです。
検針票が届くタイミングや、季節の変わり目など、確認しやすい機会をあらかじめ決めておくと、見直しを先延ばしにしにくくなります。
まとめ
電気代が高いと感じたら、季節要因かどうかをまず確認し、契約プラン・契約アンペアが使い方に合っているかを見直してみましょう。
契約期間の縛りがないタイミングであれば、電力会社の切り替えも選択肢になります。
固定費全体の見直し方については、固定費を見直す優先順位の考え方もあわせてご覧ください。契約している電力会社の切り替えについてはこちらで詳しく説明しています。
電気の次に手をつける項目は、固定費の比較ページから決められます。
この記事を書いた人
この記事は、しばおが書いています。
人材紹介会社の経営や、大手メーカーでのマーケティング業務を経験しながら、自分自身の家計でも電力会社の切り替えを実際に試してきました。
ファイナンシャルプランナーや税理士などの資格は保有していません。実際に試した経験と、自分で確かめられる範囲の事実だけをもとに書いています。運営者について詳しくは運営者情報のページをご覧ください。
この記事の内容は、2026年8月12日時点で公開されている情報にもとづいています。
制度や条件は変わることがあります。手続きの前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。
時間帯によって単価が変わるプランです。
使い方によっては今より下がらない場合があります。
申し込みには検針票などに書かれた供給地点番号が必要です。
対象は18歳以上の個人のみ。

