不動産投資では、事前の情報収集や収支計画が不十分なまま始めてしまうと、想定外の負担につながることがあります。この記事では、一般的によく挙げられる失敗パターンを整理します。
表面利回りだけで物件を選んでしまう
物件情報に表示された表面利回りの高さだけで購入を決めてしまい、実際には管理費・修繕費・空室リスクを考慮すると収支が厳しかったというケースがよく挙げられます。表面利回りと実質利回りの違いを理解し、経費まで含めた収支を確認することが重要です。
空室期間を想定していなかった
満室を前提に返済計画を立ててしまうと、空室が発生した途端に返済が家計を圧迫することがあります。空室期間が一定程度発生することを見込んだ、余裕のある資金計画が必要とされています。
修繕費用を見込んでいなかった
築年数が経過するにつれ、給排水設備や外壁など、まとまった修繕費用が発生することがあります。購入時の収支計算だけで満足し、将来の修繕費用を積み立てていなかった結果、突発的な出費に対応できなくなるケースもあります。
営業担当者の説明を十分に検証しなかった
不動産会社の営業担当者から提示された収支シミュレーションを、そのまま鵜呑みにしてしまうケースも見られます。提示された家賃設定や空室率の前提が、実際の相場や周辺エリアの状況と合っているか、自分でも確認することが大切です。複数の情報源で相場を確認したり、専門家にセカンドオピニオンを求めたりする方法もあります。
出口戦略を考えていなかった
物件をいつまで保有し、どのタイミングで売却するかという「出口戦略」を考えずに購入してしまうと、売却したいタイミングで思うような価格がつかないということもあります。購入時点から、将来の売却も視野に入れて検討しておくとよいとされています。
まとめ
不動産投資でよく挙げられる失敗パターンには、利回りの見誤り、空室・修繕費用の想定不足、説明の未検証、出口戦略の欠如などがあります。事前の情報収集と、複数の視点からの検証が、こうした失敗を避ける手がかりになります。
利回りの見方については不動産投資の利回りの見方もあわせてご覧ください。
