昼のニュースでビットコイン最高値を見て、帰りの電車で調べ始めた方へ。
コインチェックに申し込む前に、5分だけ時間をください。
暗号資産(仮想通貨を法律ではこう呼びます)で口座を作る手順を、55歳が世界一まじめに調べました。
売り込みではなく、確かめた事実だけを書いていきます。
公式サイトとFAQを読み込み、確かめられたことだけを書きます。
読んだ結果「見送る」と決めるのも、立派な結論です。
これは何をする場所か
コインチェックは、円を入金してビットコインなどの暗号資産を売り買いする場所です。
取引は24時間365日できます。
2026年8月18日時点で、公式サイトにそう書かれています。
株と違い、夜中も土日も値段が動く世界です。
1枚まるごと買うお金はない、と電卓を閉じた方もご安心ください。
販売所では、どの暗号資産も500円から買えます。
これも2026年8月18日時点の、公式サイトの記載です。
会社選びの大前提も、先に書いておきます。
暗号資産を扱う会社は、交換業者として金融庁に登録される決まりです。
コインチェックの名前が登録の一覧にあることは、私も金融庁のサイトで確かめました。
取引所は何で食べているのか
コインチェックは、あなたから何を得るのでしょうか?
私はお金の話を読むとき、取り分が誰へ流れるかを最初に見ます。
取引所の収入源は、大きく2つあります。
1つは、売り買いのたびにかかる各種の手数料です。
もう1つが、販売所の買値と売値の差です。
スプレッドと呼ばれる差額で、画面に手数料とは表示されません。
買った瞬間に、評価額のほうが払った額より少し小さくなります。
差の大きさは、通貨や状況で変わります。
だから、この記事では数字を断定しません。
最新の数字は、申し込む前に公式サイトで確かめてください。
向いている人・向いていない人
私の結論は、人によってはっきり分かれます。
- 向いている人
- NISAなどの積立が生活の主役として先にあり、その外側の余りで試したい人
なくなっても暮らしが変わらない額で、値動きを体で知りたい人
家族に「この金額だけやってみる」と言える人
- 向いていない人(見送りで正解です)
- 生活費や教育費の口座から出すことになる人
短い期間で大きく増やしたい人
評価額が半分になった画面を、見たくない人
投資そのものが初めてで、NISAもまだの人
※1つでも当てはまるなら、見送りが正解です。
増やす主役はNISAと株のインデックスで、暗号資産は余りで持つ小さな枠です。
申込みは2つの方式
入り口は、本人確認のやり方で2つに分かれます。
1つ目は「かんたん本人確認」です。
アプリとネットだけで手続きが終わる方式です。
書類は1点で、最短ならその日のうちに開設まで進みます。
2つ目は、ハガキの郵送による本人確認です。
書類は2点で、最短でも2日かかります。
スマホでの自撮りが苦手なら、こちらを選べば大丈夫です。
使える書類は、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどです。
マイナンバーカードは表面だけで足ります。
どちらの方式も、2026年8月18日時点の公式FAQの記載です。
1つだけ、時間の見立てに注意してください。
申し込みが混み合う時期は、審査に3日以上かかる場合があります。
急ぎの予定に合わせて駆け込みで作るのは、やめておきましょう。
しばおが特に伝えたいこと
私には、相場で大負けした経験があります。
25歳から40歳ごろまで、株や日経225先物、FXの短期売買に明け暮れていました。
FXでは15倍を超えるレバレッジもかけました。
ニュースを見た勢いで、米国株指数のCFDを約1億円分だけ空売りした夜もあります。
20分で、含み益は1,000万円になりました。
直後に相場は反転し、利益ごと吹き飛ぶ大損で終わりました。
あの夜の教訓は1つだけです。
大きく張って一度勝つと、同じ張り方で負けた日に全部持っていかれます。
だから、私は増やす主役を積立のインデックスに切り替えました。
いまの私は、レバレッジのかかる取引をやめています。
買うなら、自分のお金の範囲で買うだけにしています。
その線引きは、暗号資産でも同じです。
枠を50万円だけと先に決め、余っていたお金で一度だけ買いました。
相場の予想に自信があったわけではありません。
評価額は一時、5倍ほどまで膨らみました。
その後の急落で、いまは買値をわずかに上回る程度です。
それでも売らず、そのまま長く持ち続けています。
5倍まで行っても売らなかったのは、当てにしていない額だからです。
急落しても夜は眠れましたし、暮らしも変わりませんでした。
枠を決めて、余りで買い、慌てず長く持つ。
これが、私がたどり着いた線です。
この線の内側で試すぶんには、値動きを知る勉強代になると考えています。
越えそうになったら、この章を読み返してください。
リスクと注意点
ここだけは、飛ばさずに読んでください。
価格は大きく動きます。
買った値段を下回り、元本割れになる可能性があります。
この記事は、値上がりや利益という結果を約束するものではありません。
暗号資産は、円やドルのような法定通貨ではありません。
国がその価値を裏づけるお金とは、性質が別のものです。
口座を作る先が、金融庁に登録された交換業者かを確かめてください。
一覧は金融庁のサイトにあり、誰でも見られます。
販売所で買うと、スプレッドの分だけ目減りから始まります。
短い売り買いを繰り返すほど、この差が重くなる仕組みです。
口座ができたら、入金より先に二段階認証を設定してください。
資産を守る作業は、増やす作業より先です。
利益が出たときの税金は、この記事では扱いません。
会社員でも申告が必要になる場合があります。
国税庁のサイトの案内と、税務署への相談で確かめてください。
最後に、いちばん大事な一文です。
買うか見送るかの最終判断は、あなた自身のものです。
誰かの熱ではなく、自分の家計から決めてください。
情報の最終確認日:2026年8月18日
書いている私のこと
しばおといいます。
零細から大手まで、営業と人材の世界を30年渡り歩いた55歳です。
投資歴も30年ありますが、前半は負けの多い30年でした。
その失敗も隠さず書くのが、このサイトの流儀です。
くわしくは私の経歴とサイトの運営方針に載せています。

