エージェントから、面談の日程調整のメールが届きました。
「当日までに、職務経歴をお手元にご用意ください」と書いてあります。
20年分の仕事を、何から話せばいいのか。
年表どおりに話すと、最初の現場だけで面談の時間が終わりそうです。
この記事では、40代のITエンジニアがエージェントの初回面談で聞かれることを5つに分けて、答えを紙に書き出す手順を書きます。
5つの分け方は、この記事で作ったものです。
公式の分類ではありません。
窓口そのものを見比べたい方は、ITエンジニアの転職エージェントを比較が先に役立ちます。
面談は、面接とは別のものです
面接は、企業が採用するかどうかを決める場です。
エージェントの面談は、どんな求人を紹介できるかを探る場。
落とされる場ではないので、構えすぎなくて大丈夫です。
ただ、聞かれたことに答えられないと、紹介される求人の精度が下がります。
経験は長いのに、話すと短くなる。
これがいちばんもったいない状態です。
転職メディアの解説では、40代のIT人材は新しい技術へのついていき方を確かめられやすい、とありました。
担当者が確かめてくる可能性は、頭に入れておきたいところ。
身構える理由ではなく、先に答えを用意できる項目が分かった、ということです。
聞かれることは、5つに分けられる
初回面談で聞かれる内容は、次の5つにまとまります。
- 経歴の中身(どの工程を、どんな役割で、どの規模でやったか)
- 技術の現在地(最近まで触れていたものと、これからの学び方)
- マネジメントの実際(人数と、管理していたもの)
- 条件(年収、働く場所、契約の形、譲れない点)
- 時期と状況(いつまでに動きたいか、在職中か、ほかの窓口にも会っているか)
1から3は、担当者が「どの求人なら通りそうか」を見積もる質問。
4と5は、紹介してよい求人の範囲を決める質問です。
前半は経験の言い方、後半は自分の中の線引きが問われます。
経歴は「工程・役割・規模・期間」で言う
経歴を聞かれたら、会社名の順に話し始めないでください。
年数が長いほど、現場の名前の羅列になりがちです。
聞いている担当者の頭の中を、知らない駅名が次々に通過していきます。
仕事を1件ずつ、次の4つで言い直してみましょう。
- 工程:要件、設計、開発、テスト、運用のどこを担当したか
- 役割:自分で手を動かしたのか、人や日程を動かしたのか
- 規模:関わった人数と期間
- 結果:納期や障害対応など、やり切ったことを1つ
この4つに沿うと、20年分でも5件ほどに絞れます。
全部を話す必要はありません。
40代で求められやすいと解説されるのは、経験の幅とマネジメント力です。
そこが出ている仕事を、先に選んでください。
マネジメント経験を活かせる窓口がどこかは、40代・50代のIT経験者に合う転職窓口の違いで見比べられます。
技術の現在地は、学び方のほうを用意する
最新の技術を一通り触れている必要はありません。
聞かれるのは、新しいことを覚えるとき、自分がどう動くかです。
書き出す内容は、2つで足ります。
- この1〜2年で、仕事の中で新しく触れたもの
- それを覚えるために、何をしたか
仕事で触れていなければ、休日に試したことでも構いません。
何もないなら、「次に触れるなら何か」を1つ決めておく。
それだけで、答えの形になります。
古い技術の経験は、隠さずに言ってください。
それを動かせる人を探す求人も、担当者の手元にはあります。
エイジレスエージェント|公式サイト
対象は、PM・PMO・SE・ITコンサルの経験がある40〜50代の方です。
紹介できる求人や面談の受付時間は変わることがあります。申し込む前に、公式ページの記載をご確認ください。
条件は、下限の手取りから逆算する
年収を聞かれて、いまの額を答えるだけだと、話が止まります。
担当者が知りたいのは、いくらを下回ると困るのか、という線です。
毎月の引き落としを並べて、手取りの下限を決めてください。
ローンや教育費など、動かせない出費を足した額になります。
そこから年収の下限を逆算すると、「この額なら動く」という線が1本引けます。
あわせて、次の3つにも先に答えを持っておきましょう。
- 働く場所(通勤できる範囲と、在宅の希望)
- 契約の形(正社員だけか、契約や業務委託も見るか)
- これだけは譲れない点を1つ
条件を全部並べるより、譲れない点を1つに絞って伝える。
そのほうが、紹介される求人の幅は広がりやすくなります。
時期と状況は、正直に伝えたほうが得をする
いつまでに動きたいか、在職中かどうか、ほかの窓口にも会っているか。
この3つは、隠しても得になりません。
時期が決まっていれば、担当者は選考の順番を組み立てられます。
決まっていないなら、「半年以内に条件が合えば動く」と幅で伝えれば足ります。
ほかの窓口にも会っていると伝えておけば、同じ求人が重なって届きにくくなる、というのも利点です。
登録も面談も、あとから戻せる行動です。
わたしは、迷っているうちに会ってみて、聞いた内容で判断する進め方が合うと考えています。
40代以上のIT経験者に向けた窓口なら、経歴の説明に手間がかからないでしょう。
エイジレスエージェントは、公式の表示では40〜50代のIT人材向けの転職支援です。
しばおが面談の話を書ける理由
わたしはITエンジニアではありません。
かつて人材会社をやっていて、自分でも転職活動を5回、6社を渡り歩いてきました。
紹介する側と、自分で動く側の両方を見てきました。
この記事は、その経験を土台に書いています。
IT職の現場の細かい中身は、求人や窓口の説明を読み比べた範囲まで。
実際の面談の進め方は、窓口や担当者で違います。
どの窓口を使うか決める段階なら、年代と経験で選べるITエンジニアの相談先が、そのまま使えるはずです。
運営者の経歴は運営者プロフィールのページで確認できます。
エイジレスエージェント|公式サイト
対象は、PM・PMO・SE・ITコンサルの経験がある40〜50代の方です。
紹介できる求人や面談の受付時間は変わることがあります。申し込む前に、公式ページの記載をご確認ください。
求人や窓口の条件は変わることがあります。
申し込む前に、各窓口と公式サイトの最新の表示をご確認ください。

