「副業の確定申告って、いくらから要るんだろう」
検索窓にそう打ち込んだ時点で、もう半分は答えが出ています。
気にしている、ということは、対象になりそうな範囲にいるからです。
この記事では、確定申告が必要になる一般的な考え方を整理します。
正確な判定は、所得の種類・金額・本業の状況によって変わります。
最終的な判断は、国税庁の公表資料か、税理士への確認をおすすめします。
手続きの重さは、稼ぎ方のかたちで変わります。
税の手間まで含めて4つを比べた表で確かめられます。
「所得」と「収入」の違い
確定申告の要否を考えるとき、基準になるのは「収入」ではなく「所得」です。
所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額を指します。
売上がそのまま所得になるわけではありません。
ここを取り違えると、対象かどうかの判断そのものがずれます。
最初に押さえておきたいポイントです。
会社員が副業をする場合の一般的な目安
給与を1か所から受けている会社員が、給与以外の所得を得た場合の考え方があります。
国税庁のタックスアンサーNo.1810に、その所得が一定額を超えると確定申告が必要になる、という制度が示されています。
この基準額や制度の詳細は、国税庁のタックスアンサーで確認できます。
数字は変わる可能性があるため、本文では断定しません。
申告の時期が近づいたら、最新の公表資料を見てください。
副業の所得区分
副業の所得は、内容によって区分が変わります。
「雑所得」「事業所得」などが代表的です。
国税庁のタックスアンサーNo.1500では、雑所得の考え方が示されています。
区分によって、経費にできる範囲や、赤字が出たときの扱いが異なることがあります。
どの区分にあたるかは、業務の実態で判断されます。
継続性、独立性、営利性といった観点が関わってきます。
迷う場合は、税理士に相談するのが確実です。
経費の具体的な線引きは、副業の経費にできるもので詳しく整理しています。
「20万円以下なら申告不要」の勘違いに注意
給与を1か所から受けている人が、給与以外の所得を得た場合、その所得が20万円以下であれば所得税の確定申告が不要になる、という制度があります。
ネットではこの数字だけがよく話題になります。
ここで見落としやすいのが、この「申告不要」は所得税の話であって、住民税の申告義務とは別だという点です。
住民税については、金額にかかわらず申告が必要になる場合があります。
正確な取扱いは、お住まいの自治体にご確認ください。
住民税の仕組み自体は、副業と住民税の通知の仕組みで整理しています。
記録の量が少ない順に見たいなら、
4つのかたちを手続きの重さで並べた案内が早い。
手元に残しておきたい記録
確定申告が必要かどうかを判断する材料は、日々の記録です。
いつ、誰から、いくら受け取ったか。
何にいくら使ったか。
家計簿アプリでも、手書きのノートでも構いません。
形式より、あとから見返せることのほうが大事です。
副業を始めた初日から付けておくと、申告の時期になって慌てずに済みます。
住民税の申告について
所得税の確定申告とは別に、住民税の申告が必要になる場合があります。
確定申告をした場合、その情報が住んでいる自治体に共有される仕組みになっているため、通常は別途の住民税申告は不要です。
詳しい取扱いは、お住まいの自治体の窓口や税理士にご確認ください。
「会社にバレるのでは」という不安を抱えている方は、副業と住民税の通知の仕組みで、制度そのものを整理しています。
申告を忘れた場合のリスク
本来必要な申告をしなかった場合、後から追徴課税や延滞税が発生する可能性があります。
「知らなかった」では済まないこともあります。
副業を始めた段階で、申告の要否を早めに確認しておくと安心です。
分からないまま先延ばしにするより、早い段階で税理士や国税庁の窓口に聞いてしまうほうが、結局は近道です。
私がこれを書ける理由
私は税理士ではありません。
だからこの記事では、断定的な判定を書いていません。
かつて人材会社をやっていて、社員やスタッフの働き方の相談を受けることが多い立場ではあります。
ただし税務相談は、税理士法で税理士の独占業務とされています。
私にできるのは、公表されている制度を確かめて、正確な相談先へつなぐことまでです。
「だいたいで大丈夫だろう」と自己判断せず、迷った時点で税理士か国税庁の窓口に確認する。
遠回りに見えて、それがいちばん早い解決です。
しばおのプロフィールは、別にまとめています。
運営者しばおのプロフィールを見る
まとめ:金額より先に、所得区分を確かめる
確定申告が必要かどうかは、所得の金額と種類の両方で変わります。
正確な基準は国税庁の公表資料で確認し、判断に迷う場合は税理士に相談してください。
「所得税は不要でも住民税は必要」というねじれが起きやすい部分なので、そこだけ意識しておくと安心です。
副業の始め方全般は、副業の始め方|会社員が最初に確認すべきことから読むと、全体像がつかめます。
家計を整えるまとめページを見る
これから始める方は、
どのかたちが自分に合うかを整理したページを先に読んでください。
この記事の内容は2026年8月13日に確認しています。
条件は変わることがあります。申し込む前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。

