「本業だけで手一杯なのに、時間なんて作れるのだろうか」
副業に興味を持った人が、最初にぶつかる壁がこれです。
この記事では、本業と副業を両立するための時間の作り方を整理します。
特別な才能は要りません。
順番の話です。
時間を作るより先に、時間に縛られないかたちを選ぶ手もある。
本業との折り合いを軸に並べた表で確かめられます。
まず、自分の時間の使い方を把握する
時間を作ろうとする前に、いま自分がどこに時間を使っているかを、1週間ほど記録してみてください。
すると、見落としていたすき間時間が見えてきます。
やり方は難しくありません。
スマートフォンのメモでも、手帳でも構いません。
「何時から何時まで、何をしていたか」を、ざっくり書き出すだけで十分です。
1週間続けると、自分でも意外だった時間の使い方が見えてきます。
通勤時間、昼休み、就寝前の時間。
まとまった時間でなくても、副業に充てられる場面は意外とあるものです。
記録という一手間が、いちばんの近道です。
時間を作る工夫
すき間時間でできる副業を選ぶ
まとまった時間が取りにくい場合は、スマートフォンで完結する作業や、短時間で区切りをつけやすい副業を選ぶと続けやすくなります。
スキルを活かす副業の選び方は、在宅でできる副業の種類と選び方で整理しています。
「やらないこと」を決める
新しく副業の時間を作るには、何かを削る必要があります。
テレビを見る時間、SNSを眺める時間。
減らしても生活に大きな支障がない時間を洗い出してみると、副業に充てられる時間が見つかりやすくなります。
本業に支障が出ない範囲を決めておく
睡眠時間を削ってまで副業に取り組むと、本業のパフォーマンスに影響が出てしまうことがあります。
「平日は1日1時間まで」など、あらかじめ上限を決めておく。
それだけで、無理なく両立しやすくなります。
予定として先に確保しておく
「時間が空いたらやる」という決め方は、たいてい実行されません。
本業も、家族との時間も、常に優先順位が上に来るからです。
カレンダーに、副業の時間そのものを予定として先に入れてしまう方法が効果的です。
空いた時間を探すのではなく、時間を先に確保する。
順番を変えるだけで、続けやすさがまったく違います。
つまずきやすいところ
両立でいちばん多いつまずきは、疲れている日にも無理に予定どおり進めようとして、結局どちらも中途半端になることです。
疲れている日は、思い切って副業を休む。
その代わり、調子のいい日にまとめて進める。
毎日同じ量をこなそうとしないほうが、長く続けられます。
家族との時間との調整も、よくあるつまずきです。
副業の予定を家族と共有しておくだけで、気まずさやすれ違いはかなり減ります。
締切に縛られるかどうかは、かたちで決まります。
4つのかたちを折り合いで比べたページを見てください。
両立が難しくなってきたときの考え方
忙しい時期は、副業のペースを落とす、あるいは一時的に休む選択肢もあります。
副業は本業を支えるものであり、本業に悪影響を与えてしまっては本末転倒です。
「休んだら評価が下がるのでは」と気にしすぎず、体調や本業の繁忙期に合わせて調整してください。
細く長く続けるほうが、結果的に積み上がる収入は大きくなります。
状況に応じてペースを調整する柔軟さも、大切な技術のひとつです。
がんばり続けることだけが正解ではありません。
副業の種類によっても、両立のしやすさは変わる
時間の作り方を工夫しても、副業そのものの性質によって、両立のしやすさは変わります。
在宅で完結する作業と、外出や打ち合わせが必要な副業では、必要になる時間の質がまったく違うからです。
移動時間が発生する副業は、すき間時間だけでは成立しにくい傾向があります。
逆に、スマートフォンひとつで完結する作業や、自分のペースで納品できるスキル提供型は、細切れの時間でも進めやすいです。
在宅副業の種類ごとの特徴は、在宅でできる副業の種類と選び方で比べています。
時間の作り方を工夫する前に、そもそも自分の生活リズムに合う種類を選んでおくと、あとが楽になります。
順番を間違えると、工夫だけでは埋まらない差になります。
私がこれを書ける理由
私はかつて人材会社をやっていて、本業と別の活動を両立させながら働く人たちを、数多く見てきました。
うまくいく人に共通しているのは、才能ではなく「上限を先に決めていること」でした。
逆にうまくいかない人は、気合と根性でなんとかしようとして、どこかで崩れます。
仕組みで続ける人のほうが、結果的に長く続いています。
しばおのプロフィールは、別にまとめています。
運営者しばおのプロフィールを見る
まとめ:把握してから、削る
本業と副業を両立するには、自分の時間の使い方を把握し、すき間時間の活用と「やらないこと」を決めることがポイントです。
無理のない範囲を決めながら、長く続けられるペースを見つけましょう。
完璧な計画を立てるより、まず1週間、時間の使い方を記録してみることから始めてみてください。
副業の始め方全般は、副業の始め方|会社員が最初に確認すべきことから読むと、全体像がつかめます。
家計を整えるまとめページを見る
両立が難しいと感じたら、
量を自分で決められるかたちを含む一覧を見直してみてください。
この記事の内容は、2026年8月12日時点で公開されている情報にもとづいています。
制度や条件は変わることがあります。手続きの前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。

