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電力会社の選び方|比べる前に決める5つの軸と、契約前に見る8つのこと

2026 8/27
節約
2026年8月21日2026年8月27日
電力会社の選び方|比べる前に決める5つの軸と、契約前に見る8つのこと
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「安くなります」の先を、どこで決めるか

比較サイトを開くと、会社名と金額が並びます。

どれも安いと書いてある。

それで、決め手がなくなる。

白状すると、私も昔、5社ぶんのタブを開いたまま3日放置しました。

3日後、何が決まっていたと思いますか?

何も決まっていませんでした。

このページでは、その決め手になるものを先にお渡しします。

どこが一番かではなく、自分にとってどれがいいかを決められる形にします。

いま契約中の電気を切り替える方も、引っ越し先で最初に選ぶ方も、見る場所は同じです。

違うのは手続きの順番だけなので、そこは後ろで分けて説明します。

目次

変わるのは請求書で、電気そのものは変わりません

誤解の多いところから先に片づけます。

電気の小売は、2016年4月1日に全面自由化されました。

家庭や商店を含むすべての人が、会社と料金メニューを選べるようになった。

ただし、自由化そのものはこの年に始まったわけではありません。

最初は2000年3月、大きな工場やビルからでした。

そこから対象が段階的に広がり、家庭が入ったのが2016年です。

ここでよく出る心配が、停電しやすくならないか、というもの。

資源エネルギー庁は、今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはならない、と説明しています。

電気そのものの品質や信頼性も、どの会社から買っても同じ。

停電のしやすさも、この中に入っています。

切り替えで変わるのは、請求元と料金プランだけ。

家に届く電気は、同じものです。

会社を選ぶ前に、自分の家が対象かを確かめる

順番として、ここが先になります。

賃貸とマンションは、確認する場所が違う

賃貸の分かれ目は、建物ではありません。

いま契約している電力会社との名義が、誰になっているか。

名義が本人なら切り替えられます。

名義が親や配偶者や管理会社なら、まずその方に確認してください。

マンションの場合は、もう1つ関門があります。

管理組合などを通じて、建物全体で電気をまとめて契約している形。

この場合は契約や規約で制限されることがあるので、管理組合などに確認します。

私はここを飛ばして、料金表ばかり眺めていた時期があります。

選べない家で最安を探しても、時間を使うだけでした。

引っ越す予定があるなら、順番が1つ変わる

新しい家で電気を使うのは、切り替えではありません。

新しい家で初めて結ぶ契約です。

だから、地域の電力会社をいったん経由する必要がない。

最初から自分で選べます。

まだ契約していないので、解約金の話も出てきません。

引っ越しは、条件をいちばん自由に選べる場面。

下の5つの軸は、この場面でもそのまま使えます。

比べるときに使う5つの軸

軸は5つ。

これ以上に増やしても、決まらなくなるだけでした。

1. 料金の決まり方が固定か、市場に連動するか

同じ「安い」でも、中身が違います。

使った量に単価を掛ける形と、卸市場の価格に連動する形。

後者は、安い月と高い月の差が大きくなります。

毎月いくらになるかを、あらかじめ読めるようにしたいのか。

それとも、月ごとに上下しても年間で安ければいいのか。

ここは好みではなく、家計に余裕があるかどうかで決まります。

2. 契約期間と、途中でやめるときの条件

解約金は、プランによってあったりなかったり。

資源エネルギー庁も、料金プランによっては解約金が発生することがある、と注意を促しています。

解約金がなければ、合わなかったときにすぐ戻せます。

試しやすさを分けるのは、ここです。

3. 支払い方法と、セット割の相手

電気だけを見ていると、選び方を間違えます。

ガスや通信とまとめると割引になる形があるからです。

ただし、一度まとめると、あとで片方だけ変えるのが難しくなる。

割引を取るか、変えやすさを残すか。どちらかを選ぶことになります。

4. 会社が続くかどうか

ちなみに、ここは軽く見られがちなところです。

電力会社が倒産や撤退をする場合、いつまでに次を決めればいいかの通知が届きます。

その日までに次の会社と契約すれば、電気は問題なく使えます。

ただし、契約がない状態が長引くと、供給が止まることもあるそうです。

安さだけで選ぶと、この乗り換えを何度もやることになります。

5. 困ったときに、どこへ言えばいいか

連絡先は2段構えです。

まず、契約した会社へ問い合わせる。

それでも解決しないときは、電力・ガス取引監視等委員会にも相談窓口があります。

この2つを知っているだけで、契約するときの不安はかなり小さくなります。

順位ではなく、基準をお渡ししている理由

このページには、1位・2位という並びがありません。

理由を書いておきます。

電気の料金は、住んでいる地域と使う量で変わります。

燃料費の調整もあるので、同じ会社でも月ごとに上下する。

だから、いま順位を付けても、来月には順番が入れ替わる。

去年書かれた順位を今日読んでも、まず当てになりません。

それなら、選ぶときに見る場所を5つお伝えするほうが、長く使えます。

自分の条件に当てはめれば、そのときどきの正解が自分で出せるからです。

契約前に見る8つのこと

ここは自分で考えなくて構いません。

資源エネルギー庁が、注意すべき点として項目を挙げています。

これはそのまま借りましょう。

  • 会社の社名と連絡先
  • いつから電気を供給するのか
  • 契約期間はいつからいつまでか
  • 期間が満了したあとの更新手続き
  • 毎月の料金はいくらで、どう計算するのか
  • 工事が要る場合、自分が負担する費用
  • 割引があるなら、その額と対象期間
  • 期間内に解約するときの制約と手数料

あわせて確かめたいのが、電気事業法にもとづく登録を受けた会社かどうか。

登録を受けた会社の一覧は、資源エネルギー庁のサイトで見られます。

料金を含む契約の条件については、会社側に書面で説明する義務があります。

渡された書面は、その場で遠慮なく読んで構いません。

ここまで決まれば、あとは自分の使用量で実際の料金を出すだけ。

電気の契約を一度だけ見直すときの手順を読むと、条件の当てはめ方まで一続きで確認できます。

切り替えにかかる期間と、メーターの話

期間の目安も出ています。

スマートメーターへの交換工事が要る場合は、およそ2週間程度。

交換が不要なら、およそ4日程度とされています。

交換には、原則として費用がかかりません。

ただし、工事の内容によっては費用が出る場合があります。

交換のときは、原則として停電せずに作業できます。

やむを得ず停電する場合も、数分程度です。

手続きそのものは、拍子抜けするくらい簡単です。

いま契約している会社への解約手続きは、本人が同意すれば切り替え先がやってくれます。

自分で解約の電話を入れる必要はありません。

切り替えないほうがいい人もいます

全員に薦める話ではありません。

建物ごとの一括契約で個別に選べない住まいの方は、そもそも対象外。

契約名義が自分でない方も、まず名義人との相談が先になります。

いまのプランに解約金が付いていて、下がる見込みより違約の額が大きい方。

この場合は、見送りで正解です。

毎月の請求が上下すると落ち着かない方は、市場に連動する形を選ばないほうが無難です。

金額が読めることのほうが、年間の安さより大事な家庭もあります。

私は一度だけ動かして、そのあと何もしていません

自分の話も書いておきます。

私は電気を新電力に切り替え、Wi-Fiとセットにしました。

それで月々およそ2,000円下がった。

手続きをしたのは、一度きりです。

やる前は、そんなに変わらないだろうと思っていました。

実際に手を動かして分かったのは、別のことです。

古い契約は、古い時代の条件のまま置かれているだけでした。

気に入らなければ、また変えればいい。

元に戻せるものは、一度試したほうが早いと考えています。

資格を名乗るつもりはありません。

自分の家で確かめた範囲だけを書いています。

運営者しばおのプロフィールを見る

今日のうちに決められること

やることは3つ。

1つめは、自分の住まいが切り替えの対象かを確かめること。

名義と、建物の一括契約の有無を見ます。

2つめは、5つの軸のうち譲れないものを1つ決めること。

全部は満たせません。

3つめは、検針票を1枚だけ探しておくこと。

番号は、そこに載っています。

条件の当てはめ方まで見ておきたい方は、電気の見直しで確認する条件をまとめたページへどうぞ。

固定費を順番に整えたい方は、家計を整えるまとめページから入ると迷いません。

この記事の内容は2026年8月21日に確認しています。

制度と料金は変わります。申し込む前に、各社の最新の表示をご確認ください。

別件ですが、最後に大事なことを一つ。

私は「174万円分・カンタンポイ活リスト」を無料で配っています。

申し込みや利用でポイントが戻るものだけを集めたリストで、載せているのは原則すべて無料で試せる案件です。

合計額は毎月点検して更新しています。

無料でリストを受け取る(メールでお届けします)

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この記事を書いた人

しばおのアバター しばお

はじめまして、しばおです。1974年生まれ、団塊ジュニア。老後のお金も働き方も、正直かなり他人事じゃない世代です。
人材会社をやっていたので、「会社側の景色」も「転職する側の景色」も両方知っています——というのも自分自身、転職活動を5回、6社を渡り歩いてきたから。零細もブラックもベンチャーも経験すれば、一方では国内大手も、グローバルJTCも経験済み。送り出す側・動く側、両方でヘトヘトになった実績があります(自慢にはなりません)。
お金の話でいうと、若い頃は短期売買でそこそこ派手にやられました。今は反省して長期インデックス派です。「授業料、高くつきました」が口癖です。
座右の銘は「50歳になったら3億持てりゃいい」。まだ道半ばですが、この記事もその道のりの記録の一つです。

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