電気の乗り換えを比べていて、検索窓に「工事」と打ち込みました。
入力したのは、自分です。
白状すると、「工事」の二文字を見ただけでバタバタしそうになる側の人間です。
平日は朝から晩まで仕事で、家を空けています。
業者が来る日に在宅できなければ、話が進みません。
私は数年前に電力を乗り換えましたが、工事の人には一度も会っていません。
拍子抜けするくらい、何も起きませんでした。
工事の人は、来るのか来ないのか
結論はシンプルです。
基本的には来ません。
電気を届けている送電線や電柱、家の分電盤は、乗り換え前後でも変わりません。
変わるのは、電気の「仕入れ先」と「料金プラン」だけです。
実際にエネチェンジの申し込みページを確認すると、送電線も停電のリスクも工事も、切り替え前と同じだと書かれていました。
申し込みの手続きも、Webで完結する仕組みです。
「立ち会い」という言葉そのものも、そのページには出てきません。
申し込みの案内にも、立ち会いを前提にした手順は出てきません。
ただし、後述のとおりメーターの交換が入る場合は、設置場所によって立ち会いを求められることがあります。
……とはいえ、「全部同じ」で言い切ると、少し言葉が足りません。
例外が1つだけあるからです。
電気だけでなく固定費をまとめて見直したい方は、通信費・電気代・家計簿アプリを比べた記事もあわせて読んでみてください。
自分が当てはまるかは、この2つで分かります
理由はシンプルで、1つしかありません。
スマートメーターが、まだ家に付いていない場合です。
スマートメーターとは、電気の使用量を自動で計るデジタル式のメーターを指します。
最近の新築や、交換が進んでいる地域では、すでに付いているケースも多いです。
確認方法は、2つあります。
- 検針票が、人が来て手書きで記録した紙の形式か、自動検針の表示かを見る
- 玄関横や外壁のメーターボックスを開けて、デジタル表示のメーターかどうかを見る
工事が入るのは、未設置だったときだけです。
その際は、短い時間だけ電気が止まることがあります。
また、申し込みから実際に切り替わるまでには日数がかかります。
目安は切り替えに何日かかるかをまとめた記事で確認してください。
所要時間は建物やメーターの種類によって差があるため、正確な時間は乗り換え先に確認するのが安全です。
逆に、すでにスマートメーターが付いている家では、原則として工事も停電もありません。
申し込みから切り替えまで、家ですることは基本的にありません(建物の設備や契約内容によって例外はあります)。
交換工事が必要になった場合の当日の流れや費用は、電力会社によって細かな違いがあります。
申し込み後に届く案内メールで、日時と内容を確認してから予定を組むのが安全です。
賃貸とオール電化の人は、ここで一度止まってください
例外はもう1つ、住まいの条件にもあります。
賃貸物件で、電力会社の指定や制限がある場合です。
管理会社や大家さんが、建物ごと電力会社をまとめて契約しているケースがこれに当たります。
この場合は、個人の判断だけでは切り替えられません。
オール電化の住宅も、対象外になります。
専用の料金プランが前提になっているため、今回の比較の対象からは外れます。
自分の部屋がどちらに当たるか分からないときは、契約書を見るより先に、管理会社に一本電話するほうが早いです。
「電力会社を切り替えられる部屋かどうか」だけを聞けば、数分で終わります。
賃貸契約書に電力会社の指定がある方、オール電化にお住まいの方は、ここで一度読むのをやめても損はしません。
当てはまらない方だけ、この先を読み進めてください。
私が乗り換えたときも、拍子抜けするくらい何もなかった
数年前、私は電力とネット回線をまとめて見直しました。
結果として、月々の支払いがおよそ2,000円減りました。
これは電力とネット回線を合わせた金額で、電気だけの効果ではありません。
数年前の話なので、いまの料金水準とは前提が違います。
うちの使い方と、住んでいる地域での話なので、同じだけ下がるとは言い切れません。
今の契約のままが合っている人もいます。
解約金や工事費の残債が残っているなら、更新月まで待つほうが得なこともあります。
やったことは、検針票の番号を控えて、比較サイトで申し込んだだけです。
工事の予定を確認する電話も、業者を待つ半休も、私の場合は必要ありませんでした。
嫌だったら、元の契約に戻せばいい。
そう考えて、深く悩まずに動きました。
古い契約は、古い時代の条件のまま続いていることが多いです。
これは電気に限った話ではないと、いつも思います。
電気と通信費のどちらから手を付けるか迷う場合は、固定費の見直しをどこから始めるかの比較が判断の材料になります。
かつて人材会社をやっていて、自分自身も転職を5回、6社を渡り歩いてきました。
送り出す側と動く側の両方を見てきましたが、「まず一回動いてみる」の効き方は、電気も転職も変わらない気がしています。
申し込む前に、済ませておくと早いこと
ここまでで、工事や停電への不安は、ほぼ晴れたはずです。
先に検針票を用意しておくと、この後の申し込みが一日で終わります。
必要になるのは、供給地点特定番号とお客さま番号です。
どちらも検針票やマイページで自分で確認できます。
電話や訪問で「検針票を見せてほしい」と求められても、その場で渡す必要はありません。
確認先は、次のページで手順つきに案内しています。
工事の心配がないと分かってから見ると、手順そのものは、それほど多くありません。
電気以外の固定費も一緒に整理したい方は、固定費見直しの優先順位を3つの選択肢で比較するところから始めるのが早いです。
これを書いた、しばおです
資格を名乗るつもりはありません。
自分の家計で確かめたことを、そのまま書いています。
かつて人材会社をやっていて、自分自身も転職を5回、6社を渡り歩きました。
零細もブラックも大手も、送り出す側と動く側の両方から見てきました。
投資で短期に大きく溶かした経験もありますし、そこから立て直した経験もあります。
プロフィールの続きは、別のページにまとめています。
この記事の内容は2026年8月20日に確認しています。
条件は変わることがあります。申し込む前に、公式サイトの最新の表示をご確認ください。

